派遣社員にかかわる法律について

人材派遣と出張・出向の違い

2019年8月2日

出張と出向は何が違う?

派遣と出張について

「出張」というと自社の従業員をどこか遠方の土地へと伺わせるといったイメージですね。ではこの「出張」は人材派遣となるのでしょうか?

答えは「Yes」です。「出張」となると、従業員の指揮命令者はあくまでも雇用契約を結んでいる使用者から出されます。

しかし、実情は労働者の指揮命令をしているのは出張先の上司である場合もあり得るでしょう。この場合は、派遣法が適用される(場合によっては違法扱いとなる)ケースも出てきます。

出向とは?

「出向」は、上記の「出張」と違い、基本的には社外への人事異動がなされた場合に使われる言葉です。

ただし、「出向」には在籍出向移籍(転籍)出向があります。

移籍(転籍)出向は、元々雇用関係にあった使用者との契約終了後、出向先との間で新たに雇用関係を結ぶことを表す用語の為、上述した「出張」とは大きく意味が違ってきます。当然、これは人材派遣には当たりません。

在籍出向とは、「出向元」と「出向先」との両方共に雇用契約を結びます。それぞれに雇用関係を作っているということから、これも人材派遣には当たらないとされています。

ただし、この「出張」か「出向」かの判断について行政では、名称ではなくあくまで

  • 「賃金の支払い元はどこか」
  • 「保険の加入手続きをしている会社はどこか」
  • 「懲戒権(不正などをした従業員に対し制裁を与える権利)を保有する会社はどこか」

このような実態の調査結果を元に、それを判断していくとしています。

-派遣社員にかかわる法律について

Copyright© 派遣タカラ島 , 2020 All Rights Reserved.