30代未経験から派遣スタッフとして就業してきた体験談まとめ

ここでは、30代半ば頃から派遣で働き始めた当サイト管理人である僕の派遣体験談をまとめた記事をシェアします。大した職歴もスキルもない人間ですので、有益な仕事術みたいなものはお伝えできないですが、子どもの頃から何をやっても人より劣っていた僕が何とか社会人として復帰出来たきっかけを作ったのが派遣でした。

また、派遣に対する不安感や転職、職歴の問題、日雇い派遣のことなど、良くある疑問に対して自分の体験を通して感じることや考えなどのコンテンツも書いてみました。

仕事探しをしている方の多くは、一度は「派遣」という選択肢が頭をよぎったことがあると思います。僕の体験談を通して今後の就活のヒントや気づきを得て頂ければ、幸いです。

簡単な自己紹介

まず、パーソナルデータは以下のような感じです。

性別:
男性
生年月日:
1978年9月30日
出身:
新潟県
趣味:
ブログ作成、読書
将来の目標:
Webデザインに関わる仕事に就くこと

続いて職歴です。勤めていた企業名は伏せてあります。

期間職歴内容
平成15年4月 ~ 平成24年7月(9年3ヶ月在籍)正社員として某パチンコ店勤務
平成24年7月 ~ 平成25年7月(1年間無職)3ヶ月くらいフラフラした後、Webデザインに興味を持ち始めて独学で勉強を始める。
無謀にも「未経験」+「30代」で転職活動に挑戦するも失敗。ついに貯金がつきる。
平成25年7月 ~ 平成25年9月(3ヶ月在籍)転職活動で失敗が続き「どうせオレなんて」と職を探すことに疲れる。
そんな時に目に止まった求人に申し込んだ仕事が派遣求人で、これが派遣デビュー。
製造業の肉体労働系の仕事を始めたがハードな仕事内容と不規則な就業時間についていけなくなり退社。
平成25年10月 ~ 平成25年12月(3ヶ月在籍)「食品工場ならラクかな」と派遣会社から勧められた求人で働いてみる。
これが地獄のハードな仕事内容+安時給(900円)だったので3ヶ月の契約満了のタイミングで延長せずに退職する。
平成26年2月 ~ 平成26年5月(3ヶ月在籍)1月中は仕事を決められず、順調に知人から借金をしながら生活。
洗濯機のリコール修理という変わった案件の求人を紹介される。1400円の高時給で仕事内容も楽しかったなぁ・・・。短期の案件だった為、5月半ばで再び無職へ。
平成26年5月(9日間在籍)やっと見つけたオフィス系求人。職場をわずか9日間で去る・・・。
平成26年6月(1日間在籍)白モノ家電の販売営業職を見つけて、まさかの1日退職。
平成26年7月~8月日雇いバイトなどで凌ぐ。
平成26年9月~平成27年3月ラウンダーというお仕事に初めて就く。半年契約(契約更新は3ヶ月に一度)。
平成27年4月~平成27年8月フィールドエンジニア的な求人で約5ヶ月勤務。
平成27年9月~平成28年3月再びラウンダー求人からお声がかかり、半年の勤務。
平成28年4月~定職につかずフラフラ。現在に至る・・・

正社員で勤めた会社の退職理由

僕が派遣スタッフとして働き始めたのは、約10年ほど勤めた会社を自己都合退職した後です。

退職理由としては、自己都合退社です。その理由は

「こんなに努力しているのに正当な評価をしてもらえない」

つまり、自分のうまくいかないことを会社や周りのせいにしていたからです。

しかし、当時の自分からしたらどうにも納得して仕事を進められる精神状態ではありませんでした。

会社から各店舗に、これからの会社の方針や目標などをDVDで映像化した社長や役員のメッセージを受けとるんですが、誰の目から見てもその内容はおかしいことばかりでした。

おかしな指示をされているのに、それに対して「反発してもこじれて問題が大きくなるだかだから」と言われた通りに認められようと行動する上司の姿。

要するに、社長のワンマン営業で「右に行け」といわれたら、その判断が間違っていても全員右に向くのです。

どの会社も似たような環境でしょうが、僕にはこれが耐えられませんでした。これも退職を決めた大きな理由のひとつです。

僕は長く勤めていたわりに昇進が遅く、下っぱの方だったのですが、それでもそれだけ長くいるとこの先会社がどの方向に向かおうとしているのか、指針のようなものが見えてきます。

今も在籍している従業員には失礼ながら、この会社に残ることは

「泥船の航海だな」

退職する前の数年間は、そんな風に感じていました。

退職を決めるまでに、数年間悩んでしました。その間の期間は、今思い返しても無駄な時間だったと思います。

退職を決断したきっかけは、当時付き合っていた彼女の後押しがあったからです。

「辞めてもなんとかなるよ」

この一言が、当時自分の殻に閉じ籠り、辞める勇気もなければ今の会社で仕事を頑張るモチベーションも保てず、ふらふらしていた自分を救ってくれました。

転職の相談で「辞めた方が良い」とはっきりアドバイスできる人はそういないと思います。

僕は人に好かれるようなタイプではありません。愛想がなく、いつも現状に不満があるためか、不機嫌な表情ばっかりでした(退職をしてこの辺がすごく改善したので、今では辞めて良かったと思っています)。

そんな僕ですから、退職願いを提出してもきっと誰からも引き留められないだろうと思っていましたが、以外にも遠く離れた部署にいるとても偉い人から、「部署を移動するなりして考え直すことはできないのか?」という言葉を頂いたことは嬉しかったですねー(T-T)といっても、このときは退職の決意は強固なものでしたので、それで決心が揺らぐということはありませんでしたが。

退職して好きなことが出来る!?

退職手続きを滞りなく済ませて、しばらくは好きなことをして過ごそう!と思い立ち、ハロワで失業認定手続きを進めつつ、子供の頃からやっているサッカーを始めました。

「40代になったらもうできないだろうし、やるなら仕事していない今しかない」

そう思い、ネットでメンバーを募集していたチームを見つけて、そこで週に一度の練習に参加させてもらってました。

そこでまさかのケガをしてしまいました。「肉離れ」です(たぶん)。さすがに無職でこの先働けない体になるとマズイと思い、そのチームを自然にフェードアウト( ̄□ ̄;)。

他にやりたいこともなく、ぼんやり職探しを始めました。そんなときに興味を持った職種が「Webデザイナー」です。ネットなどで色々調べると、未経験からのチャレンジはかなり厳しいようです(。>д<)。

でも他の職種にしたって、未経験で30代半ばからの転職は厳しい・・・それに、もう一度パチンコ業界で働くという選択肢を選ぶ気にもなれませんでした。

とにかく「Webデザイナー」への転職は、サイト作成技術を身に付けて自分の作品を提出するというのが主流なようでした。ですので、参考書を購入しながら少しずつ基礎から学ぶ日々を送っていました。

今にして思えば、職業訓練コースを受講しても良かったかもしれませんが、この頃は自分のペースで勉強することが楽しく、ほぼ毎日7~8時間自宅にこもっていました。

そうして、一通りなんとか自分一人でサイト制作→Web上に公開するところまでは出来るようになりましたが、問題は、サイトのデザイン力でした。

しかし、こればっかりは付け焼き刃でどうにかなるものでもありません。ひよっこすぎて求人に応募することにためらいはありましたが、もう貯金もつきかけていたので「とにかく転職活動をスタートしよう」と思いました。

以外にも、十数社にエントリーをして3~4社ほど面接まで進むことができました。

しかし、内定は一度も出ず・・・(T-T)

やはり、その当時は現実が見えてなかったと思います。
「3ヶ月も活動すればどっかにひっかかるだろ」
そんな風に考えていました。しかし、4社目の不合格通知を受けた頃には、すっかりWebデザイナーという職種への憧れの気持ちは消え失せていました。

Web制作自体は飽きていません。当サイトも楽しんで制作を進めています(*´∀`)。

ただ、これを仕事としてやりたいかと考えたら今は「No」です。

転職活動をしながら、現場の雰囲気や話を聞いていくと、どんどん心境の変化が起こりました。「というかサイト作りは趣味で続けた方が楽しいよね」っていう当たり前のことに気づきました。

将来への不安。派遣でやっていけるか?

これから派遣で働こうとしている方の多くは、「何か新聞とかニュースで派遣切りとか不安定とか聞くけど・・・大丈夫なの?」と漠然とした不安感を抱いているかもしれません。これは、あながち間違っていない予想ではありますが、ちょっと事実よりも噂が独り歩きしている感もあります。

まず、派遣切りといった言葉が流行り出したのが2008年に起こったリーマンショックと呼ばれる金融危機によって、非正規労働者の大量首切りが起こったのがきっかけでした。突然、住む家も職場も失くした失業者が、「行くあてもなくホームレス化」→「仕事が決まらない」の悪循環で、「自殺」という最悪の結末を迎えた事例もあったとか。

では、今(2016年)はどうかといえば、確かに不当な働き方をさせたり給与支払遅延、社会保険未加入といった様々な問題が起こっているとはいえ、それは一部の悪徳業者くらいなものだと思います。近年では派遣法が改正されたことにより、このような業者の取り締まりはどんどん厳しくなってきています。

ですので、派遣でやっていくことに不安を感じている方は、まずは福利厚生面やコンプライアンスの遵守がしっかりしている大手派遣会社を利用すれば、その辺は問題なしです。

ただし!!派遣という働き方は一般型派遣、常用型派遣、紹介予定派遣があります。それぞれに、長所と短所がありますので、働き方は良く考えて決める必要があります。

一般型派遣

登録型派遣とも呼ばれ、雇用契約期間中は派遣会社と契約を結び、派遣先で働くスタイル。期間満了によって次の仕事が決まらないと失業のリスクがある。その代わり、自分の就業希望条件を自由に提示出来ることから、理想のライフスタイルを実現出来る可能性が高い。

常用型派遣

スタッフサービスという大手が近年力を入れているスタイル。一般型派遣と同じく派遣会社と契約を結ぶが、無期雇用契約で働けるので、万が一派遣先の仕事が終わって次が決まらなくとも、最低限の基本給支給やボーナスなどの恩威が受けられるメリットがある。ただし、一般型のように職業選択の自由が狭まる。

紹介予定派遣

1~6ヶ月間の派遣期間を経て、派遣先と本人の合意があれば直接雇用が決まる。入社前に職場の雰囲気や人間関係、仕事を体験できるメリットがあるが、期間満了まで働いても派遣先が採用する保証はなく、採用は正社員とも限らない※最近ではアルバイト紹介予定派遣などというスタイルもあるので注意が必要。

今では派遣イコール使い捨てということはなく、常用型派遣や紹介予定派遣といった長期キャリアプランを見据えて利用することも可能です。

ですから、派遣は不安定だとバッサリ切り捨てるのは、一部の知識がなく偏見を持つ方の意見だと思うので、やっていくかどうかの判断は個々の能力や情熱、これまでのキャリアやスキルなどによって変動するものだということを知っておいてください。

人見知りだから空白の職歴を聞かれたら・・・面談が不安

悩む女性2

いかなる理由があっても企業から嫌われる原因となるのが職歴の空白期間・・・ブランク明けの就業は、本人にとっても企業にとっても慎重にならざるを得ない問題です。

ただ、派遣登録の面談に関していえば、必要以上に気にすることはないと思います。僕が始めて派遣登録した時も、空白期間は聞かれましたが特に登録を断られることもなかったですし、仕事紹介も普通にしてもらえました。

派遣会社のサイトを見ていると、一部の大手によっては(※弊社の登録基準に満たない方の場合は登録をお断りすることも~)みたいな文言を見かけますが、これは例えば頭髪が長く不潔だとか、スーツやオフィスカジュアルなど服装がTPOに合っていないとか、言葉づかいが全く出来ていないとか、余程のことがない限り断られることはないかと思います。

日雇い派遣ってどんな感じ?

残念ながら、僕は日雇い派遣で働ける条件を満たしていないので、経験はありませんが派遣ではなくバイトとしてなら3~4回程度やったことがあります。恐らく、日雇い派遣も日雇いバイトも働く環境は一緒だと思います。

やってみた感想としては、定職に就いている会社員であったり、親のスネかじりで暮らしているなどとにかく副収入として働く分には良いとは思いますが、割の良いスタイルとは思えません。

基本的に現地へは自腹で移動ですし、就業当日は終了時刻が全く見えない(知らされない)ことも多く、疲弊する割に稼げるかといえば大して時給も高くないです。

日雇い派遣をやるとしたら、向いているのは学生さんでしょう。日雇い派遣の制限を受けないので、ライバルの少ないところで求人を探すことが出来ます。

派遣をしながら転職活動って出来る?

履歴書と職務経歴書

派遣ではないですが、短期で2ヶ月弱くらいのバイトをしながらマンパワーグループさんの紹介予定派遣を受けたことがあります。

当初やっていたバイトは、早朝から夜20時くらいまでの長時間勤務だったので、「こんなんで書類の準備とか面接受けられるかな?」と不安だったんですが、当時の担当の方に「書類は作ったものをメールに添付してこちらに送って下さい。添削したデータを返送するので。」ということで、メールでやり取りしながら履歴書と職務経歴書の作成をしました。

不安なのが面接日にバイトを休めるかどうかだったんですが、正直に「企業面接がこの日に決まりました。受けたいので、何とか休みにさせて頂けないでしょうか?」とお願いをしたところ、あっさりOKをもらえました。

派遣ではなかったですが、この経験があるからこそ就業しながらでも転職活動は大丈夫かなと考えています。急に「明日面接が!」とか非常識なお願いをしなければ、派遣先も譲歩してくれると思います。最近では、派遣先で一週間以上も有給消化をお願いしたこともあります。

大事なポイントとして、転職希望者は派遣で働き始める時に以下のポイントをきちんと押さえることが大切です。

  • 周りの従業員への気遣いや感謝を忘れない
  • 将来的には就職希望であることを周りに宣言しておく
  • 長期就業者は有給を上手に活用

面接といっても、どこかへ遠征して何日も合宿するとかではないですから、一日くらいの休みは何とでも都合が付くはずです。ただ、「一日くらいいいだろう!」と横柄な態度が見え隠れしてしまうと、周りは非協力的になってしまいますから、媚を売るわけではないですが事前に周りとの協調性を図っておいた方が良いと思います。

それと、もしも派遣を利用して就職を狙うなら、アデコなどの人材紹介実績のある大手を利用することがポイントです。ただし、住む地域によっては拠点がなかったり求人が少ないといった特性もありますので、一概にすべての人に当てはまるわけではありません。基本的には大手を押さえるべきですが、地域密着型のローカル派遣会社もきちんとチェックした方が良いです。

派遣の工場勤務を約6ヶ月頑張った!

車の整備士

前置きが長くなってしまいましたが、ここからが派遣体験談です。初めて派遣で働き始めたのが約1年半くらいのブランク期間を経てテクノサービスへ登録したことがきっかけでした。

・・・頑張った!と書きましたがそれは完全に自己評価だけです。本当は、辛くて最初に就いた工場勤務は体力的に辛すぎて身体がついていかず3ヶ月で終了しましたし、次の食品工場も3ヶ月で辞めてしまいました。

最初に勤めた工場は新幹線やバスなどに使用するアルミ部品を製造するところでした。どこかの求人サイトから応募したことがきっかけで「テクノサービス登録」→「数日後担当となる営業マンと現地集合」→「顔合わせと工場見学」→「数日後就業スタート」とあっという間に仕事が決まってしまいました。

初日は、ただ他の従業員が作業している様子を立って見学しているだけで終了でした。僕のいた部署は3人一組のチームが3チームあって、それぞれ早番、中番、遅番を3日サイクルで回していくシフト制でした。翌日からは、その内の1チームに入って仕事スタートです。

ベルトコンベアから流れてくるアルミ製品は、~メートルもある大きなものから片手で持てるミニサイズまで様々あるのですが、大事な部品ですから曲がってしまわないよう2人一組で端っこを持って指定の場所へ下ろす、という単純作業です。

部品が規定のサイズと合っているかの確認作業もあるのですが、作業に疲れて頭がぼーっとしていると時折忘れてしまうこともあって、それで凄く怒られてました。

季節は真夏だった為、工場内は蒸し風呂のように暑く、熱中症対策で作業場には業者専用の巨大扇風機とポットにお茶が設置されていました。ただ、暑いからとお茶をガブ飲みしていると今度は汗が止まらなくなってしまいますし、作業中はのんびりタオルを使えないので本当にしんどかったです。

服装はまず頭にヘルメット、作業着、軍手、そして安全靴(※すべて派遣会社から無料支給)です。ヘルメットの中には脳天辺りを覆うようなタオルを一枚挟んでおくと、流れ出る汗の量が大分変わってきます。

引越作業などを経験されている方は知っていると思いますが、それなりの重量がある重たいものを上げ下ろししていると、身体もそうですが腰への負担が半端ないです。当時、僕は元々腰を悪くしていて作業中は気をつけていたのですが、3ヶ月弱してとうとう「限界」に達して工場を去ることになりました。

この時の職場の人間関係なんですが、僕は元々一人でいることが好きなので、何となく自分は工場勤務に向いているのではと思っていたのですが、就業前に事務所に入ると周りの従業員はあいさつをしても返事すらないような環境に身を置いてみて、初めて「自分は人と接する仕事じゃないとダメだ」ということに気付きました。

工場内に事務所があるので、当たり前なんですがどこにいっても薄暗いですから、気分まで暗くなってしまうんですよね。僕は暗い所にいるのがとても苦手なので、仕事にいく度に気持ちが沈んでいくのが自分で実感できました。

醤油の製造工場16

それで、「雰囲気は大切だな!」と思ったので、次は同じ工場でも食品系の職場を選びました。これも派遣ですが、短期の契約なのでまずは3ヶ月間頑張ってみようと思い、就業を決めました。

就業の意思を告げると、顔合わせ(といっても他社から入った従業員などを交えた説明会のようなもの)をしてそれぞれの部署へ各自配属されて職場見学をしました。服装は、頭に帽子を2枚重ねでかぶり、顔にはマスクを着用、服は給食のおばさんが着るような白の作業服に上から大きいエプロン、下は長靴を履いてのスタイルです。

これまでと打って変わって、周りから話し声が聞こえてくる職場になり、光の量も増えたので気分が暗くなるということはなくなりました。

ただ・・・意外と気になるのが、マスクです。体験すると分かりますが、マスクをしているとその人の表情や感情を読み取ることがとても難しくなります。笑ってるかどうかは分かりますが、いつも笑っている人などそうはいないので、誰かとコンタクトを取る度に「今どういう気分だろう?話しかけて大丈夫か?」と気にしなければいけないのがストレスでした。

幸いにも常に単純作業でほぼ一日が終わるので、そういったタイミングはあまりなかったですが・・・。

業務内容としては、指定の機械に決められた食材を投入するというだけの単純作業でした。機械に入れた食材はベルトコンベアで運ばれて、袋に入って、商品となり倉庫に運ばれていく・・・一ヶ所で全行程が終わる様子が見れるので、自分がどういう作業を行っているのかがすぐ理解できました。

秋から年末いっぱいまでの期間だったのですが、今度は寒さとの戦いでした。食品を取り扱うので工場内は当然冷え切っていて、筋肉は凝り固まりますしなかなか身体が思うように動きません。

アルミ工場勤務の時よりは、人と話しながら働く環境だったんですが、少しだけいじめまでいかないですが嫌なヤツはいました。常に少し離れたところから睨むようにこちらを監視していて、失敗するのを見つけては怒鳴り散らすような人でした。

何に腹を立てているのか分かりませんが、とにかくいつもイライラしているような感じの人だったので、極力近付かないようにしていました。仕事を覚えてからは絡まれなくなってきたので、大きな問題にはならず良かったです。

仕事を探す条件として「残業はOK」としていたのですが、当時この工場は毎日2時間残業が当たり前になっていました。同じ派遣会社から来ていた若い女性もいたのですが、毎日その子だけ定時に帰っていくのを見て「俺も定時希望にしておけば良かった・・・」と後悔しました。日勤だけだったのですが元々の時給が900円だったので、残業をしても手取りは大して増えなかったです。

契約延長の打診がありましたが、即答でお断りをして工場を跡にしました。僕はこれ以降、工場で勤務はしていませんし今後もやりたくないです。

ただ、上述したような「職歴がなくどこに行っても仕事が決まらない」とか未経験から脱却したいという方にはおすすめします。一番良くないのが無職のまま時を過ごすことです。派遣の場合は1~3ヶ月スパンの有期雇用契約ですから、短期目標に向かって少しずつ頑張りたいという方には向いています。

4ヶ月くらいの短期フィールドエンジニア求人で働く

工場勤務を辞めて約1ヶ月、ダラダラと過ごしていたところに高時給の求人紹介が!即答で就業希望を伝えて、働き始めました。ちなみに、当サイトの運営をスタートさせたのも丁度この頃でした。

フィールドエンジニアとは?

『フィールドエンジニア』とは、ユーザーのご自宅や会社で使われている自社メーカーの製品を修理したりメンテナンスをするお仕事です。

ガッツポーズの作業着姿の若い女性(屋外)

就業内容は、ある家電メーカーの製品にリコール修理案件が浮上したということで、その製品を使用しているお宅にお邪魔をして修理(指定の配線を取り替えるだけのカンタンな業務)をしてくるという内容でした。

就業前に研修を受けるために1泊2日で東京へ行きました。午前中は座学で商品知識を学び、午後からは実際に製品に触れながら使用方法や作業手順などを学びました。

しかし、研修はあくまでも研修。実際のお客様の家で作業しているわけではないので、就業への不安はありました。ただ、この仕事の良かった点としては自分の裁量で動けるというところです。

就業時間は決められていましたが、自分のノルマ件数をこなせば空いた時間は自由に過ごすことが出来ました。出勤時間と退勤時間で、髪型が変わってる人もいました(^ ^;)。

就業の手順としては、出勤すると渡される顧客情報に記載されている番号に電話をして、今回の作業について一通り説明(※事前にコールセンターから一度説明は通している)した上で、到着時間を伝えてアポをとるという流れ。

現地に着いたら、家主にごあいさつをして作業に取り掛かります。およそ1時間程度で終わってしまいますが、それでも30分程度の余裕を見て終了予定時刻を伝えておくと、万が一遅れてしまっても不機嫌にならないので、そうしてました。

フィールドエンジニアのような仕事をする上で必要なポイントは、主に以下の内容があると思います。

  • 仕事に対する真面目さ・誠実さ
  • 車の運転技術
  • それなりの体力

まず、ユーザーから求められる技術が提供できなければ報酬を得ることは出来ないですし、エンジニアとして仕事をするとなると色々な製品を取り扱うので、そこに付随した様々な資格を取得したり勉強をしていかなければいけません。

車の運転に自信のない方は向いていないかもしれません。基本的に事務所に籠って作業するというのはせいぜいが作業報告書を作るといった時くらいなので、移動がどうしても多いお仕事になります。

先ほどの工場内勤務と違って、基本的に一人で行動するので自分のペースで動けるのがメリットです。ただ、やはり重いものを持ったり真夏に炎天下の元作業をするシチュエーションもあったので、ある程度の体力は求められる分野なのかなと思います。

(※ただ、僕の場合は派遣なので決められた仕事しかやりませんでした。これが契約社員や正社員となると色々と大変なこともあるようです。)

憧れだった事務系の仕事に就いて9日間でクビに

パソコンとOL29

憧れというと大袈裟ですが、以前の工場勤務の時の嫌な思い出もあったので、「自分は事務系で一人で仕事をこなすポジションが向いているのではないか」と思い始めます。

そんな時に、ランスタッドという大手から紹介頂いたのが事務系の求人でした。

担当営業マンから「派遣先は人手が足りない状況ですから、未経験でもやる気を前面に出していきましょう!」という勢いだけで臨んだ顔合わせ。僕はワードやエクセルといった事務系の仕事をするなら需要が高いOAスキルが低く、アピール出来るとしたらタイピングスピードとイラストレーター、フォトショップが使えることくらいでした。

派遣先は小さなメーカー企業でした。狭い事務所に僕を含めた3人の事務員と、同社にある倉庫内でピッキング作業をする従業員が3人のみ。

顔合わせにいくと、派遣先の社長は採用に乗り気ではないのがすぐに伝わりました。後から段々と分かってきたのですが、社長は経験のある事務員を雇いたかったようなのですが、なかなか採用に至らず(※後から聞いた噂では、雇ってもすぐに辞めてしまって続かなかったようです)に人手不足状態が続き、そこに目をつけた派遣営業マンが僕をプッシュしてくれたというわけです。

「未経験ですが、やる気はありますよ」と・・・。結局、後にクビになってしまったわけですが、この経験から、派遣で働くときはキャパオーバーにならないかどうか慎重に就業内容をチェックするようになりました。

日々の業務はメールチェック、伝票整理や入力、商品の問い合わせ対応など多岐に渡ります。

オフィス軽作業で特徴的なところは、日々のルーティンワークはある程度決まっているものの、その都度状況判断して優先順位をつけながら動いていかなきゃいけないところ。コツコツと単純作業を繰り返すような環境が好きなタイプには向いていないと思います。

それと、意外に難しいのが電話対応です。入ったばかりの頃は何を聞かれても答えられないので不安ばかり。自分に自信がないと徐々にトーンダウンしていく癖があるので(^ ^;)、僕と同じように事務未経験の方は、コールセンター業務などを短期でも経験された方が良いかもしれませんね。

あと、どの仕事でも大切なことは一日の振り返りです。初めの慣れていない頃は慌てていますし、自分の立ち位置が分からず迷子になってしまいます。迷子のまま進んでいっても、正解の道かどうか知識のない自分では判断が出来ません。よって、その日にやったことや成功したこと失敗したことを自分に落とし込むことが重要です。

ですが、9日目を終えた夜に、派遣担当者から電話が来て「スキル不足により今月いっぱいで契約を終了にしたい」旨を通達されます。結局、翌日から派遣先で働く気になれずにその場で辞職を申し出ました。今思えば、工場で働いていた頃とこの時が一番辛かったかもしれません。

白モノ家電の販売員を一日で挫折

お菓子屋の店員

「もうクビは嫌だし・・・また工場の仕事をやれば、すぐに仕事が決まるかな」と安易に流されそうになりましたが、同じ失敗をしたくなかったので色々と仕事を模索していると、販売系の求人を見つけました。いわゆる、家電製品の販売員です。電気屋さんにいくと携帯のところで明るい色の制服を着てウロウロしている、あの仕事ですね。

僕は一応、派遣を始める前は約10年弱接客業を経験しているので、何か接客出来れば販売も似たようなものだから出来るでしょうという甘い考えを持っていました。

確かに、同じ接客・サービス分野で通じるものはあるのですが、販売の場合はサービスの提供というよりは担当する商品をどれだけ売ったかという数値責任はついてきますから、どちらかというと営業よりのポジションです。

求人へ申し込んでから数週間、面談や顔合わせなどを経て就業が決まりました。商品の勉強会や就業前の研修などが一切なく、就業初日は現地へ行ってエリア担当の方に半日くらい付いて目で見てやり方を教わり、夕方頃からは「じゃあ頑張って」と一人きりにされました・・・。

こういう業界について全くの無知でしたが、やり方としてはこんなものなのでしょうか?商品説明は分厚いマニュアル本のようなものを就業前に渡されて事前に熟読して、当日に分からないことを聞くといったスタイルでした。

初日で分からないことだらけのまま、一人置き去りにされたわけなので、分からないことがあっても頼れる方が誰もいません。派遣先のお店には他にも従業員がいて、お客様からの質問に答えられなかったので聞きに行ったところとても冷たい目で見られて「そんなことも分からないの?常識ですよね」みたいな対応をされてしまいました(^ ^;)。

ただ、ここで言いたいのは派遣会社や派遣先への悪口ではありません。事前に就業環境を確認したり調べることをしなかった僕の責任です。派遣は基本的に助けてもらえることは少ないと思いますし、いわゆる職場での疎外感というのはどうしても感じてしまいます。

転機となったラウンダー業務がスタート

指さす女性9

それで、その後は自分を律しようと「まずは仕事を寄り好みせず働かなきゃ!」と短期バイトをしていました。マンパワーグループさんの紹介予定派遣を受けていたのも、この頃です。

この当時、もっと派遣登録をして仕事の紹介をしてもらおうと申し込んだのがヒューマンリソシアです。これが、僕にとっての一つの転機となりました。

転機というのは、ラウンダーといういわゆる外回りの営業タイプの仕事に就いたことです。派遣を始めてからすべてが未経験の職種ではあったのですが、「他人とまともにコミュニケーションもとれない僕が営業はまずムリだろう」と何年もずっと思っていたので、派遣とはいえ営業系のお仕事に就いたというのは大きな変化と体験でした。

顔合わせは幸い、僕の他に競合他社からの申し込みがあったそうなのですが、無事に顔合わせの翌日に就業が決まりました。

就業日当日は、駅で派遣元担当者と派遣先の責任者と待ち合わせをして簡単なあいさつを済ませ、その後は実際にレンタカーで得意先へあいさつ回りをしながら業務を習います。

業務内容は、自社メーカー(派遣先)の商品が店頭に陳列されているのを確認して、店舗に在庫が埋もれてないかをチェック。他社競合商品も一緒に並んでいるので、売場を見て売れそうなスペースを少しでも広く確保して、陳列を広げていくといった仕事内容です。スーパーなどへ行くと、たまにビールなどの陳列をしている業者さんを見かけますが、イメージとしてはあんな感じです。

難しいところが得意先(お店)との人間関係や信頼関係です。結局、人と人との付き合いなので、自分が嫌われてしまうと売場の良いスペースを使わせてもらえないこともあります。

得意先を何軒回るかなどは事前に指示を受けていますし、陳列も商品を覚えてしまえば難しいものではありません。ただ、お客様にキレイに魅せなければいけない商売なので、ガサツなタイプには向いていないかもしれません。

また短期のフィールドエンジニア求人へ

指差す作業着姿の若い女性3

半年の任期を終えて、ありがたいことに契約延長のお話も頂けていたのですが、延長となると時給が下がるのとこれまでの業務よりもレベルが若干アップするということで、荷が重いと感じて辞退してしまいました。

ただ、この求人は毎年秋から翌年の春までの半年間募集されているもので、派遣先はなるべく経験者に来て欲しいニーズがあるので「次もよろしく!」と口頭ではありますがお誘いを頂けたので、ある意味で派遣ながら安定した仕事を見つけることが出来たのかなと思います。

つまり、春から秋までの期間に出来る仕事を見つける必要があるなということで、探していたところに紹介してもらえたのが再びフィールドエンジニア求人でした。ただ、前回経験したところとは違う派遣先です。

仕事内容は全国の郵便局で使われている端末(顧客情報のデータベース管理など局の手続きに使われる機械らしいです)機械を最新のバージョンにアップするということで、古い端末を撤去→新しい端末を設置するというお仕事でした。

秋までの短期ということで、都合が良いなと思い始めたのですが、またも研修が1泊2日の東京開催でした。それで、実際に研修を受けてみると大変だったのが専門用語や知識の勉強です。

業務内容としては、

  1. すでに郵便局に届いている新端末を、現地で確認して開封
  2. 端末の組み立て作業。
  3. 端末を立ち上げ(※ウィンドウズ)、セットアップ作業
  4. 局員に簡単な動作説明をして終了

この端末組立作業というのは、ウィンドウズモニタにマウス、専用プリンタや電源ボックスなどを開封して、ドライバーやネジで手順通りに合体させると出来上がりです。組み立て自体はそう難しくもないのですが、問題はセットアップです。

新しいパソコンを購入した時も、色々と必要な設定をする為にいじくり回したことがあるかと思いますが、そう言う時はエラーがつきもの。この仕事では、何かエラーや問題が起こった時に助けてくれる人が誰もいません。

ただトラブル対応する為に専用のコールセンターが設置されていて、分からないことやトラブルは電話して聞くことになっているのですが、状況を説明したり確認をするのには時間がかかりますし、何より自分自身が大変なので、なるべくエラーを出さないよう慎重に作業を進めました。

幸い、設置してから一ヶ月間は職員の訓練期間を設けていて、職員がその間は新端末で練習するということなので、業務に支障が出ることはないのですが、それでも自分の作業がお客様に直結してしまうのでとてもプレッシャーがありました。

派遣で辛い思いをした体験談BEST3

以上がこれまで僕が体験した派遣体験談ですが、そのまますべて書くと派遣先にご迷惑がかかる部分もあるので、一部情報を変更して掲載しているところもありますのでご了承下さい。

これまでに辛いことというのは多々あったわけですが、その辛かった出来事をランキング化してみました。

  • 9日間で派遣先から雇い止め宣告
  • ひたすら腰を酷使して作業した工場勤務
  • 派遣先初日で一人きりにされた

こんな所でしょうか・・・。ただ後から振り返ってみると、きちんと事前に情報収集と確認をしていれば防げた可能性の高い問題ばかりです。結局のところ、派遣の労使トラブルはほとんど一緒で「聞いていた話と違う!」というのが出発点ですから、納得いくまで話し合うことを徹底して、それでも納得できなければ就業を断った方が無難だと思います。

まとめ

自分のこれまでの経歴を掘り下げてみましたが、改めて振り返ると結構いろんなことをやってきたんだなと思います。自分は器用なタイプではないのですが、派遣の仕事はやるべきことが書面で明確に決められているので、やれるかどうかの判断がつきやすいのもあります。

もちろん、未経験だからこその失敗も数多くあるのですが、大した経歴やスキルもない30代半ばの僕でも「工場・製造系」「OA事務」「販売」「ラウンダー」と色んな職種を経験出来ているので、もしこれから派遣で働くなら「あれも出来ないコレも出来ない」と自分で限界を決めずに、やってみたい仕事に手を伸ばしてみるのも良いのではないかと思います。

それと、きちんと実績のある大手派遣会社の中には、ちゃんと派遣スタッフのことを真剣に考えてくれる担当さんはいらっしゃいます。文中でも触れたように、派遣といっても常用型派遣や紹介予定派遣などといった長期キャリア形成を実現出来る選択肢もありますので、非正規だからといって卑屈になることはないと思っています。

雇用形態がどうというよりも、これから自分がどのような道を歩んでいきたいかどうかです。派遣でも正社員でも、自分の人生においてはどちらもお金を稼ぐための手段でしかないので、自分にとってどんなワークスタイルが合うのかをよく考えたうえで、うまく派遣会社を利用してほしいなと思います。

2019年8月4日

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