新卒派遣

新卒から見た派遣と正社員との比較

2019年8月4日

もしかして、新卒だけど正社員の道に背を向けて、新卒派遣として働こうと思っていらっしゃるでしょうか。

だとすると、かなりデメリットを背負う覚悟が必要ですよ。

しかし、デメリットを理解した上で、新卒派遣として働くことが正解な場合もあります。

ここでは、そんな新卒派遣に向いている人物像を提案するとともに、正社員と派遣(登録型派遣/紹介予定派遣/常用型派遣)の比較をなるべく分かりやすく提示いたします。
今後の人生の選択において、少しでもお役に立てれば幸いです。

新卒派遣になってはいけない人

  • 仕事に安定を求めている人
  • 理系技術者の道を目指す人

仕事に安定を求めている人

就活に安定を求めて、「大企業で働きたい」とか「昇進を目指して頑張りたい」といった、会社の一員として働きながら生計を立てていきたい人は、迷わず正社員を目指すべきです。

なぜなら、日本の正社員は、会社を揺るがすほどの業績悪化によるリストラや、犯罪でも起こさない限り、クビになることはあり得ないからです。

加えて、超高齢化社会を迎える日本においては、若いパワーを必要としている会社が多いことから、第2新卒であっても需要が高く、完全な売り手市場です。

就活浪人の期間が3年以上過ぎれば、新卒カードは使えず、不利な立場に立たされるでしょう。

理系技術者の道を目指す人

理系技術者とは、たとえば、IT関連のエンジニア職や、建築関係などで活躍するCADを使った設計業務などの、いわゆる専門職と呼ばれる人たちを指します。

専門職で働く技術者というのは、慢性的な人出不足により人材育成がはかどらず、人材派遣に求められるのは即戦力です。

日々の目まぐるしい現場の中で、新卒派遣が入っていったところで使い物にならず、ジャマになるだけです。

営業マン前田
例外として「エンジニアとして20代は経験を積んで、30歳前に進むべき道を見極めたい」という方がいるようでしたら、私の経験上、大手技術者派遣会社(例えば「株式会社メイテック」のような大手)に就職するということは有りだと考えます。大手技術者派遣は長年の新卒採用で技術者の育成や新卒派遣先の確保において極めて深いノウハウを持っています。
10年前後のビジョンを頭に描ける方でしたら、この選択は良いのではないでしょうか。

新卒派遣をオススメしたい人

  • 就活で内定がもらえなかった人
  • 就活で内定は出たけど、来年再チャレンジしたい
  • 就活で内定は出たけど、仕事以上にやりたいことや優先したいことがある
  • 自分のやりたいことが分からない人

就活で内定がもらえなかった人

就活で内定がもらえず、あと残された道は就職浪人(フリーター)しかない…そんな状況なら、派遣スタッフとして働きながら、転職活動をすると良いでしょう。

お仕事内容は、適当に選ばず、次の面接で自己アピールにつなげられるような経験ができるところを選んでおきたいところです。

就活で内定は出たけど、来年再チャレンジしたい

就活で希望の企業から内定がもらえず、どうしても来年再チャレンジしたい人もいるでしょう。

自分の夢を実現するために、手段として派遣を利用するのは間違っていません。

就活で内定は出たけど、仕事以上にやりたいことや優先したいことがある

就活の結果を問わず、たとえば、

「早めに結婚をしたいので、恋活を優先したい」
「生まれつき身体が弱く、週3~4で働きたい」
「数年働いてお金を貯めて、バイク日本一周の旅に出たい」

こんな風に、仕事よりも自分のやりたいことを優先できるのは、若いときだけです。

学校卒業後、ダラダラと非正規で働きながら就活をするよりは、やりたいことを思い切りやりきった方が、新しい道が見えてくるのかもしれません。

自分のやりたいことが分からない人

若者はよく「やりたいことが分からない」と悩む方がいますが、まだ何もしていないわけですから、やりたいことがわかるハズがありません。

自分の進みたい道は、まず目の前のことに一所懸命に取り組んでみることで、見えてくるものです。

企業面接ではこんな話はできませんが、派遣会社のコーディネーター(お仕事紹介やカウンセリングを担当する人)なら、相談にも乗ってもらえますし、お仕事紹介もしてもらえます。

新卒派遣にオススメは常用型派遣と紹介予定派遣

結論からいうと、新卒が派遣で働く場合、選ぶべきは常用型派遣(=無期雇用派遣)か紹介予定派遣です。

「登録型派遣」の場合は、有期雇用契約になるので、スキル不足などを理由に雇い止めとなるリスクがあります。
いずれ正社員を目指す新卒にとっては、成長が途絶えるデメリットがあり、あまりオススメできないスタイルといえます。

営業マン前田
正社員として直接雇用されることが第1希望であると思いますが、様々な理由で派遣会社の新卒派遣を選択したと思います。

新卒派遣でベストな形は①紹介予定派遣で正社員(派遣先)を目指すこと。②、①が叶わなかった場合でも常用雇用(無期雇用)型で派遣会社社員として働きながら次のチャンスを狙うことです。

以前は派遣元→派遣先へ移ることは「引き抜き行為」と捉えられてしまうこともありましたが、現在は紹介予定派遣という制度も確立し、派遣元側のスタンスも常用雇用型でも派遣先に入社できるチャンスがある場合は、積極的に支援するというスタンスに変化してきています。

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正社員と派遣の比較

雇用形態別に雇用される期間を見ていくと…

  • 正社員…無期雇用
  • 契約社員…有期雇用
  • 登録型派遣…有期雇用
  • 紹介予定派遣…有期雇用
  • 常用型派遣…無期雇用
  • アルバイトやパート…有期雇用

※補足

「紹介予定派遣」のみ、派遣先で派遣スタッフとして1~最長6ヵ月就業後、双方の合意があれば直接雇用が成立するが、すべて正社員募集とは限らない

正社員と派遣を比較すると、さまざまな比較要素がありますが、もっとも大きな違いをズバリ言うと、無期雇用か有期雇用かの違いです。

正社員と派遣の比較表

正社員 契約社員 登録型派遣 紹介予定派遣 常用型派遣 アルバイトやパート
雇用期間 無期雇用 有期雇用 有期雇用 有期雇用 無期雇用 有期雇用
安定性
やりがい・責任
将来性
人間関係
社会保障
昇給
ボーナス
退職金
異動・転勤

雇用の安定度や仕事のやりがい・責任感、昇給制度やボーナスなど、あらゆる面で優遇されているのが正社員です。

対して、有期雇用契約で働く登録型派遣やバイトはいつでも選択ができるので、新卒派遣が働くスタイルではないです。

営業マン前田
一概には言えませんが、やはり、企業への直接雇用となる正社員入社が理想だと思います。福利厚生面で正社員の処遇は手厚い企業が多いのも事実です

まとめ

繰り返しますが、雇用形態よりも無期雇用で働ける求人にこだわりましょう。

社会に出れば、就活はやる気や情熱だけでは突破できない壁を乗り越える必要があります。

それが、職歴といわれる経験値。
登録型派遣やバイトでも手に入りますが、紹介予定や常用型派遣で会社に入社をして、責任感のあるお仕事に就いた方が、経験値は溜まっていくのは間違いありません。

営業マン前田
新卒の方が派遣で働く場合は必ず派遣元に雇用形態を確認してください。

もし、常用雇用(無期雇用)型で無い、あるいは登録(有期雇用)型しか行っていない派遣会社であれば今一度、検討した方が良いと思います。

多くの場合、派遣先は即戦力を期待しています。新卒の皆さんは当たり前ですが業務経験が無い方がほとんどですので、戦力となるまでは暫く時間が掛かります。

残念ながら登録型派遣では契約終了と共に雇用契約も終了してしまう為、雇用が安定しませんので新卒の方には不向きな雇用形態と言えます。

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