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派遣とハローワークの徹底比較!サポート力はどちらが上か

2019年8月2日

ハローワークに一生けん命マジメに通っているのに、なかなかお仕事が決まらないことはないでしょうか?

確かに、ハローワークは地元企業求人がもっとも集まる媒体であり、お仕事探しには不可欠な機関ではありますが、ハローワーク一本に頼ってばかりでは、危険です。

本記事では、派遣会社とハローワークそれぞれを、「雇用形態」「就業条件」「採用までのプロセス」「サポートしてもらう職員」にポイントを絞って、サービス力や内容の比較をしました。
今、ハローワークでなかなかうまくいかない方は、必見です。

ハローワークとは

ハローワークのしくみ

ハローワーク(※正式には公共職業安定所)は、全国544か所で職業紹介事業を担う厚生労働省管轄の機関です。

職業紹介事業とは、フリーター歴の長い求職者や、障がい者など、すべての人材を対象としたお仕事の紹介雇用保険に関わる失業手当職業訓練の申請手続きなども行います。

ハローワークの利用は、求職者および求人募集する側の企業ともに無料なので、もっとも求人データが集約される特徴があります。
地元企業との繋がりは強く、Uターン(※1)・Iターン(※2)転職希望者へのサポートが得意です。

(※1)学校卒業後、地元の地方へ就職のため戻ること
(※2)都市部で生活してきた者が地方へ移り住むこと

公共職業安定所(こうきょうしょくぎょうあんていじょ)とは、職業安定組織の構成に関する条約(国際労働機関条約第88号)(日本:1954年批准、昭和29年条約第19号)[1]に基づき加盟国に設置される公的職業安定組織(英:Public employment service)が運営する職業紹介所である。

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

派遣会社とは

派遣のしくみ

派遣会社は、登録スタッフへ派遣先を紹介する、一般労働型派遣事業を担う民間企業です。

派遣会社に無料登録したスタッフが、派遣会社の紹介を通じて職場となる派遣先が決定した時点で、雇用契約を結びます。

派遣スタッフと派遣先との関係性を間接雇用、派遣スタッフと派遣会社の関係性を直接雇用と呼びます。

メモ

派遣会社のサービスには、メインとなる「登録型派遣」の他にも、「紹介予定派遣」「正社員型派遣(常用型派遣)」がありますが、ここでは登録型派遣にテーマを絞って、話を進めます。

労働者派遣事業(ろうどうしゃはけんじぎょう)、人材派遣(じんざいはけん)、労働者派遣(ろうどうしゃはけん)、口入れ(くちいれ)は、雇用事業の一つ。派遣元となる人材派遣会社に登録している者を、派遣先(取引先)となる事業所へ派遣して、かつ派遣先担当者の指揮命令のもとで労働サービスを提供する雇用形態のことである[1]。隣接する事業に、職業紹介事業がある。

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

求人数はハロワの方が多い

派遣会社は、自社で取り扱う派遣先求人を掲載しているのに対して、ハローワークは、管轄エリア内の地元企業すべての求人を無料掲載できるため、トータル求人数で比較すれば、ハローワークの方が多いです。

ただし、募集企業側が、広告の掲載料がかからないことをいいことに、給与額や仕事内容を不透明にしたまま人材募集しているところが多い傾向があります。
また、もともとハローワーク求人サイトの形式が見づらく、就業条件に関わる情報を集めづらい欠点はあります。

いわゆるカラ求人や釣り求人と言われるこの問題に関しては、厚生労働省からも警報が鳴っています。

平成24 年度に全国のハローワークに寄せられた申出で、求人票の記載内容と実際の労働条件が違うといった申出は、7,783 件でした。
申出の内容の上位は、賃金に関することが2,031 件(26%)、就業時間に関することが1,405 件(18%)、選考方法・応募書類に関することが1,030 件(13%)でした。

出典:ハローワーク求人ホットライン | 厚生労働省

厚生労働省によると、「ハローワーク求人ホットライン」と称した相談窓口を設けたそうですが、正直これだけですべて問題が解決するとは思えません。

一方、派遣では、派遣会社は派遣スタッフが派遣先で労働力を提供することで、初めて収益が得られるビジネスモデルのため、紹介状を企業へ送るまでが責任区のハローワークと比較すれば、就労トラブルは起こりづらいと言えるのではないでしょうか。

注意

派遣登録の勧誘を目的とした、ハローワーク求人が掲載されたケースが厚生労働省より公表されています。

厚生労働省ホームページ:
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/09/h0928-1.html

求人の無料掲載は、募集側に大きなメリットがありますが、求職者側はこんな風にデメリットが多いということですね。

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営業マン前田
「この仕事がしたい」「何が何でも正社員」という方はハローワークに足繁く通い、求人紹介をしてもらうのも1つの方法です。
企業規模を問わなければ求人数はどの求人媒体よりも多いことは間違いありません。

雇用形態の違い

ハローワークの求人は、正社員からパート・アルバイト、契約社員まですべての雇用形態を取り扱っています。
一方、派遣は有期雇用契約で働く求人の紹介が中心(※無期雇用契約の求人も一部ある)となるので、雇用の安定度で見れば、ハローワークの方が上かもしれません。

ただし、文中で少し触れましたが、派遣会社には紹介予定派遣や正社員型派遣といった、無期雇用で働ける求人も増えてきているため、一概にハローワークが安定しやすいとも、言い切れません。

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給料や時給面、福利厚生や社会保険について

お仕事の就業条件面で、派遣とハローワークを比較することは、雇用形態の違いや、雇用契約を結ぶ企業がピンキリであることから、とても難しいです。

ただ、ハローワークの傾向として、給料や時給・福利厚生面については、広告掲載料が無料であることから、地元の小規模な求人(零細企業)も多く、全体的な傾向として、あまり優遇されていないのは間違いありません。

採用プロセス

採用が決まるまでのプロセスの違いは、以下の通りです。

派遣

  1. 派遣会社に登録(または求人エントリー)する
  2. 派遣会社から求人紹介を受ける
  3. 派遣社内選考職場見学・顔合わせ(面接)の実施
  4. 採用が決まれば、就業スタート
  5. 不採用の場合、引き続きお仕事紹介のサポート継続

ハローワーク

  1. 最寄りのハローワークにて求職者手続きをする
  2. 応募したい求人へエントリーを申し出る
  3. ハローワーク職員より、紹介状を発行してもらう
  4. 履歴書・職務経歴書の作成を行い、紹介状と共に郵送する
  5. 面接を受ける

派遣とハローワークの採用プロセスの違いを一言で言うと、お仕事が決まるまでのサポートがあるかどうかですね。

ハローワークも、企業へ提出する書類の添削・確認は行いますが、面接への同行はなく、雇用契約の締結などすべて自分で行わなければいけません。
一方、派遣は採用に至るまでの職場見学や顔合わせには営業マンが同行しますし、仮に不採用となってしまった場合でも、お仕事探しのサポートは継続されます。

転職サポート力は圧倒的な差がある

転職サポート力に関してハローワークと比較すれば、派遣会社に軍配が上がるのは間違いありません。

私自身、派遣で働いていた時期にはハローワークにも通っていました。

ハローワークで、いつも気になっていたのが、応募したい(あるいは応募を迷っている)求人に対してちゃんと説明できない職員が多いことです。
対応が事務的なのも、スムーズに話が進むという見方もありますが、サポート面からみると正直頼りないですよね。

メモ

私は過去にWebデザイナーを目指していて、未経験可の求人を探して応募していました。
ハローワーク職員にも未経験であることを伝えて応募をしたのですが、いざ面接に行ってみると「今は経験者しか募集していない」と企業から言われて、面接すら受けられなかったこともあります。

このときに、私は二度とハローワークを利用しないことに決めました。
ただ事務的に、応募書類や企業との橋渡し的な電話のやり取りだけだったら、ハローワークを利用するメリットを感じません。

派遣会社も利用していますが、上記のようなことはまず考えられないことです。
一方で、派遣は自社の登録スタッフが派遣先で働いてもらうほど収益がアップしますから、適当な対応はしないですし、派遣先の仕事内容もちゃんと説明してくれますよ。

注意

ただ、派遣営業マンの中には、成績をあげようとミスマッチの求人を強引に紹介しようとするケースも少なからずあります。
それも困りものですが、視点を変えればそれだけ自分を派遣先へアピールしてくれる心強い味方であるとも言えます。

営業マン前田
2015年9月の派遣法改正により「キャリアアップ支援の義務化」が明記され、「派遣元となる派遣会社に対しては、段階的かつ体系的な教育訓練と、希望者に対するキャリアコンサルティングを実施する義務」が課せられるようになり、正社員と同様のスキルアップやキャリア支援形成のサポート体制を派遣会社が構築していく法整備がされました。

ハローワークには求人を紹介するシステムがない

ハローワークを利用していても、電話やメールなどで「○○さん!こんな求人ありますよ!」などと紹介してくれません。
いつでも自分で探し、採用を頂くまで応募をしなければいけません。当然ですよね。

なぜなら、厚生労働省管轄であるハローワーク職員は、個人にノルマが課せられることもなく、事務的にこなしていれば給料も出ます。
求職者が就職しようが路頭に迷おうが自分には関係のないことです。

一方、民間企業である派遣会社は、自社登録スタッフにお仕事紹介をして、働いてもらえなければ収益が出ません。
派遣会社は就業先を紹介することで利益を得て、派遣先は労働力を強化し、派遣スタッフは労働環境を手に入れて賃金を得るという3者がWin-Winの関係となるのが派遣のスタイルです。

3者の利害関係が一致するからこそ、それぞれがお互いを必要とする存在となれるわけですね。

スキルアップ研修制度

ハローワークでは、各職業訓練の説明会セミナーを開催したり、提携スクールを使った職業訓練を実施しています。
一方で、派遣会社も福利厚生の一環として、登録スタッフへ無料開放しているPC自主トレーニングオフィスや、各研修講座を定期的に開催しています。

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ハローワークの職業訓練は、要件をクリアすると給付金をもらえるメリットがありますが、職種ごとの細かいニーズに応えられる環境がないのが欠点ですね。

ファクトで見るパーソルグループ

一方、大手の優良派遣会社であるテンプスタッフなどになると、2600以上の研修講座が揃っているので、スキルアップのためには派遣会社選びも重要な要素です。

営業マン前田
研修制度の充実度は派遣会社が圧倒的優れていますが、国や地方自治体も【(東京都で例を挙げますと)「TOKYOはたらくネット」:http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/zaishokusha-kunren/carr_up/】という離職・在職問わず安価でスキルアップできる講習制度や仕組みを充実させようと努力しています。

担当者の力量やサポート力は派遣が上

全国で同じかどうかわかりませんが、私がハローワークへ通っていた頃は、担当の職員さんがいらっしゃいました。
物腰の柔らかい良い人だとは思っていたんですが、対応がやはり事務的で、「私の仕事が決まらなくても関係ない」という態度にしか見えなかったです。

派遣会社も、求人にエントリーする段階で担当営業マンがつきます。
担当営業マンの力量は、自分との相性などにもよりますが、先ほどもお伝えしたように、収益を上げることを目的に取り組んでいるため、ハローワーク職員との温度差や本気度の違いは感じますね。

営業マン前田
ハローワークはあくまで求職者と企業の「仲介者」ですが、派遣会社は違います。
営利企業なので、「企業へ人材を派遣する」ことが重要ミッションです。派遣社員に活躍してもらう為のフォローは当然の業務となります。

就業後のサポートの有無

ハローワークは、あくまでも職業紹介を目的とした機関なので、たとえ入社先がブラック企業であったり犯罪集団だったとしても、責任を問われることもなく、基本的に就業後に関わることはありません。

しかし、派遣は派遣先で働いている間は雇用関係にあるので、付き合いはずっと続きますし、期間満了で次のお仕事を探すときにも、サポートをしてもらうことができます。

まとめ

あらためて、派遣とハローワークの比較をまとめると、下表のとおりです。

派遣とハロワの比較表
項目 派遣会社 ハローワーク
運営機関 民間企業 厚生労働省管轄
求人数
雇用形態 有期雇用が多い 無期雇用が多い
給料や時給 高時給案件が多い 賃金が安い
サポート力
スキルアップ制度
就業後のサポート ×

ここまで、ハロワと派遣の比較をしてきましたが、派遣に軍配が上がるのも当然です。
何度も触れているように、派遣会社は登録者が働くことで潤うわけなので、利用価値が見出せるからですね。

しかし、ハロワは別に企業努力しなくとも、失業手当の申請をするために自然と失業者は集まりますし、国が管理しているから、職を失う心配もありません。

ただ、派遣を利用する場合、自分からも積極的に動いていかないことには、なかなか希望のお仕事は見つかりません。
具体的には、大手の優良派遣会社をピックアップして、複数社に登録してみるところから始めて、「派遣とはどういう感じなの?」というところから知っていくのがおすすめです。

派遣登録やサービスの利用はすべて無料ですし、ハロワと違い、今すぐには働けなくとも、働きたい意思のある方なら登録だけ申し込むこともできるんですよ。

しかし、派遣はあくまで非正規の求人が中心であることを忘れてはいけません。
40代、50代となってもどうしても、正規社員として勤めたいこだわりがあるのなら、不採用続きでも無職期間が延びても、諦めずにハローワークを利用し続ければ良いと思います。

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営業マン前田
ハローワークは求職者と企業を結ぶ「仲介者」であり、役割は求職者や企業への情報提供が中心です。

派遣企業は求職者を「直接雇用」する立場なので、求職者へはより細かい情報提供と採用後のアフターフォローも求められています。

一概に比較はできませんが、個人に対するサポートという観点で見ると派遣企業が手厚く感じるのではないでしょうか。

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