派遣顔合わせ

複数の派遣会社に登録やエントリーはルール違反?同時進行させるコツと上手な断り方

2019年8月2日

複数の派遣会社で同時進行させるコツと上手な断り方

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派遣にまだ慣れていない方は、一度求人エントリーするだけでも緊張しますよね。

でも、エントリー後いつ採用されるか分かりませんし、せっかく返事が来るまで待ったのに不採用となれば、またイチからやり直しです。

派遣で仕事を早く見つけるためには、複数社に登録することも大切ですが、気になる求人を見つけたら同時進行で複数案件にエントリーしていくのがコツです。
エントリー時点で不採用となった場合は次へいけば良いのですが、問題は派遣顔合わせまで進んだときです。

その場合、複数の顔合わせ案件を同時進行させることになります。
派遣会社に言った方が良いのか?採用に影響したり評価は下がる?違法行為となるのか?などと不安になりますよね。

ここでは、派遣顔合わせの同時進行をするやり方や、求人の断り方についてをテーマに記事を執筆いたしました。
ご参考になれば幸いです。

派遣で複数登録やエントリーをするべき理由

派遣会社に登録後、求人を見て複数の案件にエントリーしても、違法ではなくまったく問題ありません。

たとえば、これまで高校や大学受験、就活や転職の場面で「1つしか選んじゃダメ!」なんてルールはなかったですよね。
派遣も同様に、複数エントリーするのは違法ではなく、当然の権利です。

私たち派遣スタッフは、派遣登録をした段階では、まだ雇用関係を結んでいないので、派遣会社は拘束する権利がありません。

ただ、勘違いしてはいけないポイントがあります。

それは、複数の派遣会社に登録をして、それぞれエントリーすることです。

同じ派遣会社から複数の求人へエントリーはできますが、いざ派遣顔合わせや職場見学等のお話を進める段階になれば、一つの求人に絞り込むわけですから、非効率なんですよね。
それならば、最初から複数の派遣会社を使って複数の求人へエントリーした方が、効率よくお仕事探しが進みます。

よって、採用確率をアップさせるために、積極的に複数の派遣会社に登録していってください。

永井
派遣の複数エントリーは、自分と相性の良い担当営業マンをつかまえる意味でも、大切なことです。

それぞれの意見は、詳細に記載してありますので、参考に読んでいただければと思いますが、結論から申し上げると、ベストな派遣会社の登録数は、2社〜5社がいいという結果になりました。

引用元:https://xn--t8j4aa4n1nyb1305awnwcknr4jgdq5ezbh.com/%E3%81%8A%E5%BE%97%E3%81%AA%E7%89%B9%E9%9B%86/1083/

また、エントリーしてすぐに仕事が決まることは少なく、派遣顔合わせや職場見学、選考などのプロセスに一週間前後はかかってしまいます。
時間効率を考えても、ゼッタイに複数エントリーはすべきですよ。

営業マン前田
派遣登録は絶対に複数社してください。

派遣会社によって所有している情報が異なるため、あなたが得意とする分野のお仕事をA社が持っていなくても、B社やC社は持っている可能性が極めて高いからです。

必ず複数社登録をしておき、多くの情報に触れられるようにしてください

派遣登録「だけ」申し込んでもOK

派遣会社は、今すぐ働けないけど登録だけしたい方でも、問題なく受け入れています。

派遣登録の動機は、人それぞれです。

  • 出産後、ブランクが空いたのでまずは情報収集から始めたい
  • 応募してみたいけど職歴やスキルに自信が持てない
  • 今は会社勤めだから働けないけど、将来使うかもしれないので登録だけしておきたい

他にも、登録の動機はありますが、共通しているのは情報を収集したいところではないでしょうか?

派遣会社側も、求職者の求める条件が分からなければ求人紹介ができないため、まずは登録をオススメするのが定石です。
よって、遠慮せずに自分のタイミングで申し込みをしてください。

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複数の派遣会社で同じ求人が掲載されていた場合

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先ほど、複数の派遣会社に登録することで、エントリーする数も増やせるメリットを解説しました。

それで、いざエントリーするときに、悩むのは同一求人があったらどの派遣会社を経由してエントリーするかです。

永井
複数の派遣会社を使ってエントリーするのはオススメですが、同じ求人に派遣会社を変えてエントリーするのは、さすがにマズイですし、何よりメリットがありません。

同一求人があったときに、どの派遣会社を選ぶかは、優先順位として以下を意識してください。

派遣会社の選び方

  • これまでに就業実績のある派遣会社
  • より高い時給で募集している派遣会社

派遣会社は、私たちが思っている以上に過去の就業実績を評価しています。
ですので、過去に働いた経験のある派遣会社からエントリーした方が、採用率がアップするのは間違いありません。

「まだ派遣で働いたことがないんだけど…」という方は、一番高い時給で募集している派遣会社を選びましょう。
時給額に関しては、同じ求人なのに派遣会社によって時給額に差があるのは良くある話です。

転職活動の場合、第一志望の会社へエントリーする前に、練習も兼ねて第二候補・第三候補の会社へ申し込むことがあります。
しかし派遣の場合は、グズグズしていると他の派遣スタッフにとられてしまうので、優先順位の高い求人からエントリーしましょう。

派遣登録は平均何社?1社のみ利用は少数派

派遣登録は、平均で何社くらいなのでしょうか?
ネット上で検索した結果、有力な情報源として派遣求人サイト「はたらこねっと」を見つけました。

一人当たりの派遣登録社数の割合

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この円グラフは、「はたらこねっと」で掲載しているアンケート結果から作成したものです。

一人当たり2社以上に登録している派遣スタッフは87.5%を占めており、1社のみ利用している派遣スタッフは12.5%とかなり少ない比率となりました。

また、6~10社登録している割合が18%もあることから、複数社に派遣登録している方はかなりいるようですね。

参考:はたらこねっと

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大手3社テンプスタッフ・スタッフサービス・ランスタッドに直接質問してみた!

派遣会社は複数社登録したり、複数の求人へエントリーする派遣スタッフをどういう風に扱っているのだろう…?
そんな興味がわいたので、大手「テンプスタッフ」「スタッフサービス」「ランスタッド」をピックアップして、それぞれに問い合わせメールで聞いてみることにしました。

その質問メールとは、以下の内容です。

現在求職活動中なのですが、求人案件へのエントリーについて悩んでいます。以下の内容の質問をさせて下さい。

  1. 派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
    あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
    ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」と、「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」の両方を含んでいます。
  2. 複数エントリーすることで、評価が下がり社内選考が通りにくくなる場合はあるのでしょうか?
  3. 以前ある派遣会社の担当の方から、職場見学などの「派遣先との顔合わせ」をするということは、そこで就業するということを受諾することだと言われたことがあります。
    貴社においての「顔合わせ」や「職場見学」とは何を目的としているのでしょうか?

メールを送信したのは、「テンプスタッフ」「スタッフサービス」「ランスタッド」です。

ただし、テンプスタッフは公式サイトに”お仕事へのエントリーにつきましては、複数のオフィスのお仕事へエントリーすることができます。”という表記がありました。
つまり、テンプスタッフ社内においては、営業所が違えば複数エントリーしても良いということなので、お問い合わせの「1.」を以下の文面に変更しました。

1.派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
良くある質問を確認すると、複数エントリーは禁止されていないということは分かりました。
ただ、ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」なのか「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」なのか、どちらの意味になるのでしょうか?

それでは、実際に問い合わせて返答いただいた原文をそのままシェアします。

テンプスタッフの回答

ではまず、3つの質問に対する、「テンプスタッフ」の返答内容は以下の通りです。

永井
<質問1>
派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
良くある質問を確認すると、複数エントリーは禁止されていないということは分かりました。
ただ、ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」なのか「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」なのか、どちらの意味になるのでしょうか?
営業マン
<回答>
複数の求人へのエントリーは可能です。
複数エントリーとは、当社内の複数求人、当社と他社の複数求人、両方を指します。
法的に認められますし、当社の就業規則にも違反いたしません。
正確には、就業前につき、就業規則の対象にはなりません。

なるほど。
テンプスタッフでは、テンプスタッフ内での複数求人応募、あるいは、他社を利用した複数の求人応募、どちらも規則違反にはならないということですね。

永井
<質問2>
複数エントリーすることで、評価が下がり社内選考が通りにくくなる場合はあるのでしょうか?
営業マン
<回答>
評価は下がりませんし、社内選考が通りにくくなることもありません。
複数エントリーいただいた後、企業様への紹介は1社に絞らさせていただきます。
永井
<質問3>
以前ある派遣会社の担当の方から、職場見学などの「派遣先との顔合わせ」をするということは、そこで就業するということを受諾することだと言われたことがあります。
貴社においての「顔合わせ」や「職場見学」とは何を目的としているのでしょうか?
営業マン
<回答>
当社では、「職場見学」を実施することがあります。
職場見学の目的は、事前に職場環境を見たり、指揮命令者から仕事内容の説明を聞くことにより、事前の不安を解消することです。
安心して就業していただくためのものです。

スタッフサービスの回答

続いて、「スタッフサービス」の回答を引用します。

永井
<質問1>
派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」と、「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」の両方を含んでいます。
営業マン
<回答>
複数エントリーは認められております。
永井
<質問2>
複数エントリーすることで、評価が下がり社内選考が通りにくくなる場合はあるのでしょうか?
営業マン
<回答>
そういったことはございません。
永井
<質問3>
以前ある派遣会社の担当の方から、職場見学などの「派遣先との顔合わせ」をするということは、そこで就業するということを受諾することだと言われたことがあります。
貴社においての「顔合わせ」や「職場見学」とは何を目的としているのでしょうか?
営業マン
<回答>
職場見学は就業を受諾することではございません。

…何だか、全体的に冷たい印象を受ける回答ですね(;'∀')

ランスタッドの回答

最後に、ランスタッドの回答です。

永井
<質問1>
派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」と、「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」の両方を含んでいます。
営業マン
<回答>
複数エントリーについては、もちろん法的な規制や弊社就業規則に制限はございません。
永井
<質問2>
複数エントリーすることで、評価が下がり社内選考が通りにくくなる場合はあるのでしょうか?
営業マン
<回答>
上記の通り、法や就業規則においての制限はもちろんございませんが、オフィスごとに、ご協力依頼ベースのルールはあるようでございます。
例えば、あまりにも複数にご応募頂くと、どの案件からご紹介していいのか、判断に困ることが想定されますので、ご本人様の中で優先順位をお付け頂き、3個までとさせて頂く、また、その進捗によって、追加でエントリー頂く・・等のオフィスごとの運用はあるかと思います。
詳しくは、担当へお問い合わせ下さい。
また、ご指摘の「複数エントリーにより評価が下がるのか」という点については、通常考えられないことではありますが、例えば、具体的に進んでいる案件があるにもかかわらず、そちらを一方的に反故になさって、別途の応募をなさる・・・などといったことさえなければ、特に問題はないかと存じます。

個人的には、”具体的に進んでいる案件があるにもかかわらず”という文言がとても気になるところですね。
「あなたで進んでいます」などと派遣担当営業マンから伝えられていたにもかかわらず、最終的には「他で決まってしまった」などと言って、仕事が決まらない事例は実際にあるので…。

永井
<質問3>
以前ある派遣会社の担当の方から、職場見学などの「派遣先との顔合わせ」をするということは、そこで就業するということを受諾することだと言われたことがあります。
貴社においての「顔合わせ」や「職場見学」とは何を目的としているのでしょうか?
営業マン
<回答>
ご就業先の福利厚生(ロッカーや食堂利用など)や安全衛生面、業務内容等について、就業先の方にご説明頂く機会でございます。
職場見学をして頂くことが「そこで就業することを受諾する」といった趣旨のものではございません。

複数の派遣会社に登録するメリットデメリット

では、複数の派遣会社に登録するメリットやデメリットはどんな要因があるのでしょうか?

まずは、メリットから挙げていきます。

メリット

お仕事紹介の頻度が増える

複数の派遣会社に一度登録すれば、その後は本人が希望する限りずっと求人紹介が続きます。
ですので、理論上は登録をすればするほど、お仕事の選択肢が増えることになりますね。

派遣は有期雇用契約なので、期間満了日になって所属する派遣会社から次のお仕事紹介がこなければ失業状態となります。
次も派遣で働く場合、いかに無職の待期期間を短くできるかどうかによって、金銭面の負担が違ってきますね。

メモ

私も派遣で働いていたときは、待期期間に入ると「いつ仕事が決まるんだろう?」「まさか、このまま働く場所が見つからないのでは…?」とスゴく不安だったことを覚えています。

派遣未経験者はピンとこないかもしれませんが、この不安を少しでも軽くするには、早めに複数社へ派遣登録しておくことが重要なんです。

派遣会社ごとに比較できる

派遣会社が取り扱う求人は、たまに時給金額に差があるケースがあります。

「同じ求人なのになぜ?」と不思議になりますが、これはマージン率というしくみが関係してきます。

マージン率とは?

マージン率とは、派遣料金から派遣スタッフへ支払う給与以外のお金が、全体の内どれくらいの割合になるのかを表す数値です。

私も過去に、同じ派遣先で仕事内容も変わらないのに、違う派遣会社の方より時給が100円も低かったことがありました。
通常、派遣先は、複数社の派遣会社へ人材を一斉にオーダーしていることが多いため、もっとも好条件で働きたい方は事前に登録しておいた方がいいですね。

また、派遣会社に登録して求人エントリーすると、それぞれに担当営業マンがつきますが、人間同士なので相性は合うあわないはどうしても出てきます。
相性の良い派遣営業マンをなるべく早く見つけるためにも、複数社に登録してしまった方が効率は良いですね。

例えば、私が新人時代の話です。

事務員を希望している方にお仕事を紹介することになったのですが、どうしても企業様から内定をもらえませんでした。

その方はまだ事務職の仕事は未経験でした。

なので、私自身が「この人はちょっと難しいかも…」と思い込んでいた部分があったのです。

企業様へのプレゼンも弱気で、消極的なものになっていたように思います。

しかし、私の先輩のベテラン営業マンが再提案してみると、なんとあっさりと内定がでてしまいました。

引用元:人材派遣営業は楽しい?体験者が教える仕事のコツややりがい・年収

派遣会社はそれぞれタイプが違うのも、複数社登録する理由の一つです。
たとえば、第一志望は「事務職」第二志望は「販売職」といった希望があるなら、それぞれのジャンルに特化した派遣会社へ登録した方が良いんですよね。

無料スキルアップ研修を受講できる

自分のスキルに自信がない、これまでの職歴でアピールできるものが少ないといった方は、スキルアップや資格取得をしていきたいですよね。

大手の優良派遣会社では、様々なスキルアップ研修を無料で受講できる福利厚生が整っています。

大手派遣会社によっては、PCの自主トレーニングができる場所を無料開放しているところもあるので、チェックしておきたいところですね。

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履歴書・職務経歴書は一度作成すれば使いまわせる

大手の優良派遣会社に絞って登録を繰り返す場合、「履歴書」や「職務経歴書」のデータは、公式サイト上のマイページで管理できるため、最初に登録した「履歴書」「職務経歴書」のデータは使いまわすことができます。
ただし、入力フォーマットは派遣会社ごとに違うので、ボタン一つでコピペして終了とはいきません。

一方、中小派遣会社に登録を申し込むと、今でも手書き作成を指示されることがあるので、たくさん登録するほど書類作成の負担が大きいです。
よって個人的には、大手をなるべく使った方が良いと思っています。

デメリット

管理が複雑になる

派遣登録をすると、公式サイト内にマイページが開設されて、基本的に「スタッフID」「パスワード」のアカウントで管理していきます。
登録者数が増えるほどアカウントも増えていくため、徐々に管理が大変になるのはデメリットですね。

また、求人を探す時期は、派遣会社からのお仕事メールを受信することができますが、これも派遣会社の数だけたくさん送られてくることになるので、大変です。

複数の派遣会社とのやり取りが大変

派遣登録をしただけなら、あまり大変さは感じないんですが、いざ複数社から同時進行で求人エントリーをすると、一気にやり取りが増えて大変になります。

担当営業マンからの電話が増えますし、同時進行中にお仕事が決まった後は、他の応募していた求人に断りを入れなければなりません。

まとめ

複数の派遣会社に登録するデメリットを要約すると、登録後のアカウント管理が面倒になり、複数の担当営業マンとのやり取りが大変になるということです。

しかし、私はその大変さ以上に、無職になったときの不安感を払しょくさせる方が大切なことだと考えています。
経験上、派遣営業マンも派遣スタッフが複数登録してることは分かったうえで対応しているので、とくに理由がなければ複数社へ登録する方が良いです。

その派遣顔合わせ・職場見学は選考?それとも採用を前提?

冒頭で、派遣顔合わせを複数同時進行で進めて良いと解説しましたが、最初に決まった案件が「選考ありき」なのか「採用ありき」なのかで、とるべき行動が違ってきます。

派遣顔合わせ前から、すでに採用後の具体的な段取り・打ち合わせまで決まった状態なら、さすがに他社の派遣顔合わせと同時進行するべきではありません。
しかし、派遣先企業が、複数の派遣会社へ人材をオーダーしているなら、話は別です。

そもそもが、労働者派遣法において、顔合わせと称した事前面接による人材選考や、他社競合させて気に入った人材を採用することは完全に違法行為です。

労働者派遣(紹介予定派遣を除く。)の役務の提供を受けようとする者は、労働者派遣契約の締結に際し、派遣労働者を特定することを目的とする行為をしないように努めなければなりません。

(労働者派遣法第26条第7項)

なぜ、違法行為が世の中でまかり通っているのか?
その理由は、派遣のルール自体が「努力義務」であって大きな罰則がないことや、水面下に浮上しづらい問題であることが考えられます。

営業マン前田
罰することが目的ではありませんが、罰則が無ければ改善されることはありません。
ここは早急な制度改革が必要でしょう。

派遣先企業もグレーな選考をしているわけですから、派遣スタッフも顔合わせの同時進行をしてもまったく問題はありません。

ポイント

というか、企業が個人を待たせるのはOKなのに、なぜ個人が企業を待たせるのはダメなのか・・??不思議です。
むしろ、派遣先が他社も利用して複数のスタッフと顔合わせしている方がよっぽど違法行為です。

そもそも本来、派遣顔合わせは、派遣元や派遣先が強要して良いものではなく、派遣スタッフである労働者が希望する場合のみ実施することが許されています。
そして、顔合わせ終了後に就業するかしないかを判断する権利も、もちろんスタッフ側にあります。

しかし、そうはいっても世の中のすべてのことはルール通りに事が進まないのも事実。
考えるべきポイントというのは存在します。

同時進行を派遣営業マンに伝えると採用に影響する?

派遣顔合わせの同時進行に不安を感じる女性

派遣会社があなたを派遣先に紹介する段階になると、他にエントリーしている案件があるかどうか100%確認してきます。

派遣会社としたら、スタッフを派遣先へ紹介した後で、「やっぱり他で働きます」などと言われると、立場がなくなるからですね。

私は、正直に他社エントリー状況を話してしまうタイプですが、中には「同時進行がバレると採用されないのでは?」と不安に思う方も多いでしょう。

通常、顔合わせの段階では派遣元と雇用関係にないわけなので、同時進行してることが採用基準に触れるのはお門違いなわけですが、それでも聞いてくる営業マンをかわすには「他の求人は検討中です」とでも答えておけば良いです。
聞かれて黙り込むわけにもいかないですし、かといって「応募はこの案件だけです!」と真っ赤なウソをつくのも…という方にピッタリのフレーズではないでしょうか。

営業マン前田
私の経験上、同時進行で他社でもエントリーしていると、間違いなく採用に影響します。
とくに先に動いている案件があるという情報をキャッチした場合は、他のスタッフを優先させる動きを取るかもしれません。
永井
確かに、営業マンからすれば、顔合わせの後に推薦したスタッフが他社へ行ってしまったら、ショックですね。

ちなみに私なら、そんなことで評価する派遣元だったとしたら、「ハズレくじを引いたな」と思って二度と利用しないです。

他へエントリーすることを止めるよう強要されたら

そう答えてもなお、しつこく「この求人は顔合わせ後、即日勤務だから」と他社へエントリーする行為を暗に止めようとする派遣営業マンがいたとします。

この時点で個人的にはこの派遣会社はブラック確定であり、そんなブラック会社の紹介する求人も怪しむべきだと思うのですが、それでも顔合わせを受けたければ「分かりました。では、採用は決定したと考えてよろしいですね?」といった口頭契約をしておくのが良いでしょう。

勘違いしやすいですが、雇用の責任は派遣先ではなく派遣会社。
「あなたで進んでいます」などと都合の良いことを言っておきながら、顔合わせ後に「不採用でした。後は自力で頑張って」だけでは、企業責任を果たしているとは言えません。
ダメだったときの補償に関する交渉はしても良いと思いますよ。

派遣会社の常とう文句として「他で、具体的に進んでいるお話はありますか?」と聞いてくる良くある質問。
この表現って、見方によっては色んな意味に捉えられますよね。

派遣顔合わせだって、実際は他社競合の状態だとしたら、ゼンゼン「具体的ではない」わけですから…なので、この質問をされたからといって、バカ正直に状況を答える義務はありません。

営業マン前田
第一希望でやりたい仕事に「確約」をもらえるならば他へのエントリーは止めて良いかもしれませんが、条件がイマイチで迷っていたり、他のお仕事が第一希望であれば他のエントリーを止める必要は無いと思います。

ただし、どこかのタイミングで決断を求められると思うのでご自信が何を優先するかの答えは持っていた方が良さそうです。

エントリーしても連絡が来ない…いつまで待てば良いの?

派遣の求人へエントリーして当日に折り返し連絡がなければ、すぐにこちらから確認の連絡をしてください。

派遣会社の方だって人間ですから、もしかしたら選考中だけど連絡を忘れているだけかもしれないですし、すでに他の人に決まっていて他のエントリーしたスタッフに連絡をし忘れている(※あるいは確信犯で連絡をしていない)ことも考えられます。

とくにネット上で掲載されている求人情報から応募している場合、すでに募集を締め切っていることが多々あります。
折り返しがこないということは、その可能性も非常に高いので、「さっさと確認⇒次を探す」ようにしないと無駄な時間ばかりが流れてしまいます。

営業マン前田
エントリーのレスが当日無いような派遣会社は、お仕事の紹介も期待できないかもしれません。

派遣登録は、各社が登録者を増やすことに必死になっている最も重要な入口です。
ここを疎かにする派遣会社はちょっと…

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大手の派遣会社はとくに、ここで時間をかける傾向にあります。

注意

(※ちなみに筆者は、最高で2週間くらい待たされたことがあります。)

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  • エントリーした求人の結果(返事)を待つ
  • 待たずに他社の求人をリサーチもしくは応募する

待機時間が長くなるほど、「採用なのかも?」と良い方に考えたくなりますが、筆者の経験上、そうとも限らないですね。
派遣元もビジネスですので、無収入で待機しているスタッフの身を案じて早く返事をよこすことはありません。
どこの派遣会社もこの部分は本当にドライですし、どうにもならない現実です。

ここははっきり理解して頂きたいところですが、会社内の人事に関する情報を手に入れることは不可能です。

そもそも冷静に考えて、人材を扱うプロが選考に関わる情報を社外に漏らすような失態をするでしょうか?
どんなにネット検索をしても、信用できる情報はまず出てこないでしょうし、万が一出てきたとしてもその派遣会社自体が信用できないですよね。

どんな基準で選考しているか、ということも知ることは出来ませんし、仮に耳にしたとしてもそれが自分の利用している派遣事業所(拠点)の採用基準かどうかは分かりません。

「事前に話を聞く限り、どう考えても自分が採用基準に満たしているハズなのに、なんで落とされるの!?」と不満に感じることもありますが、それは期待をして待っているからであり、今の人材派遣業界のしくみではその期待に応えてくれる派遣元はないです。

営業マン前田
派遣会社内での社内選考は結果が出るまでにそれほど時間をかけていません。

なぜ、1週間も2週間もかかるのか?

それは、優先順位の高い方から企業との顔合わせをしているからです。

本命の方は、早ければ、登録面談時に顔合わせの連絡が入ったりもします。

ですので、エントリーから3日経っても連絡がない場合は優先度が低いと判断し、別の案件にも動いていくようにしてください。

派遣顔合わせ・職場見学の断り方

派遣顔合わせを断る女性

派遣顔合わせが終わって、断る段階となると「どう伝えて良いか分からない」「別の希望案件の結果を待ってから返事をしたい」欲求が湧いてくるもの。
これまで、複数の求人を同時進行する権利があるというお話をしてきましたが、同時に期日通りに返事をするというのも、社会人として果たすべき責任です。

派遣求人の断り方
派遣求人の断り方【勤務地が遠い等ケースごとに例文紹介】

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派遣顔合わせ直後の意思確認、返事はいつまでにするべきか

派遣営業マンは、顔合わせ終了直後は大抵「どうでしたか?」などと感想を聞いてくる程度です。
その場でお仕事の「やる」「やらない」を即決する必要はありません。

顔合わせの直後に派遣営業マンと話すのは、感想を述べる程度で十分です。
もちろん、やりたい仕事であれば伝えれば良いですし、検討したいなと思えば「就業したい気持ちは○割くらいです」などと答えても良いでしょう。

ただし、社会人として期日を決めるのは常識なので、いつまでに返事をするのかは、派遣営業マンへ伝えるべきです。
後述しますが、他社の案件へエントリー中で、返答を引き延ばしたいなら、正直に伝えてしまっても私は良いと思います。

他社の顔合わせ前に返答期日が来た!

返事を持ち帰ったとしても、他社の派遣顔合わせの前に(※もしくは結果が出る前に)返答期日が来た場合は、もう断るか正直に話して返答期日の延長を打診するかです。

永井
そこで、(派遣先が)待てないとなれば諦めるしかないです。

また、他社を受けていることを隠しつつ断りたい場合、その理由を考えるのは意外とコツがいりますね。
「就業条件が合わない」などを理由にすると、「じゃあ何で顔合わせ前に言ってくれなかったんですか?」ということになってしまい、派遣会社からの信用を失ってしまうリスクがあります。

ベストな断り方は、社内見学をしていたなら、「派遣先の雰囲気がどうも合わなくて・・・」がおすすめ。
派遣顔合わせのみなら、「派遣先責任者の方が苦手で…」などで良いでしょう。

派遣顔合わせを断るコツとしては、いかに派遣営業マンに致し方ないと思わせられるかどうかです。

他社で就業が決まってからの断り方

電話などで派遣会社から「決まりました」と言われたら、後は自分が就業の意思を示せば、口頭でも契約は成立しますから、雇用契約成立と考えて問題ありません。

他社のエントリーに関しては、断るのはマナー違反でも悪いことでもないとはいえ、これまで関わって頂いた派遣元や派遣先へ敬意を払うのは、人として当然のマナーです。

前述のように、最後まで他社エントリーを隠したいなら、それでいいです。
しかし、派遣会社同士の繋がりによってバレてしまうリスクもありますので、この最終段階では正直に言った方が良いと私は思いますよ。

そもそも派遣先に断らせない方法もアリ

ちょっと本題とズレますが、派遣顔合わせってなかなか話が進まなくてイライラすることがありますよね(^ ^;)。
もし、派遣先が緊急に人材を欲している状況であるなら、採用が決定するまでの時間は派遣元営業マンの交渉力次第で早まる可能性があります。

事実、筆者が過去に働いた派遣先で、正直僕をあまり気に入ったわけではなかったようですが(^ ^;)、派遣元営業マンは人手が足りない状況を知っていたので、そこを突いてうまく交渉した結果、即日に採用をもらうことができました。
結果的には、9日間でクビになってしまったのですが…

まとめ

筆者は、「顔合わせはお見合い」のようなものだと考えています。

お見合いも、双方の気持ちが向かないと成立しないことですし、日取りが決まっていてもどちらかに良い人が現れたりくっついてしまったら、成立しないものですよね。
でもこれって、気持ちや感情が深くかかわっているので、個人ではどうにも調整出来ないことです。

派遣顔合わせも、いくら日にちが決まっていても、それまでにどう過ごそうと個人の自由ですし、その間にもっとやりたい仕事が見つかれば、スケジュール調整次第で乗り換えることは可能です。
ただし、答えはその場で即決できるほど軽い問題ではないですし、優先順位だけは常に考えて、結論を出しておきましょう。

また、派遣顔合わせを同時進行させることも大切ですが、その前段階において、派遣会社から必要な情報を聞き出したり、事前の採用期待度を自分なりに図っておくことも大切です。
顔合わせとなる時点で、派遣元はある程度自分に期待を寄せていますから、このチャンスは絶対に逃さないよう情報収集は妥協せず行いましょう。

営業マン前田
1つの案件のみで進めていくことは危険なので、複数案件で並行することが基本ですが、いずれどこかのタイミングでどの案件を優先させるかは決めておくべきです。

ズルズル行ってしまいギリギリで断るようなことになれば印象が悪くなり、派遣会社との関係を壊しかねません。

優先順位は決めておき、その案件動き次第で次の行動を準備しておくことがベターでしょう。

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「オー人事」のCM広告でお馴染みのスタッフサービスは、国内トップクラスのオフィス系求人を掲載している大手優良派遣会社です。
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パソナ

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パソナは、月刊ビジネス主催の派遣スタッフ満足度調査で、「所属している派遣会社を友人に勧めたい」7回連続で1位を受賞した実績があります。

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アデコ

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求人はオフィス系、IT・エンジニア系などの職種に強く、直接雇用が見込める紹介予定派遣の紹介実績が高いため、派遣からキャリアアップを希望する方におすすめしたい大手優良派遣会社といえます。


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