派遣会社へインタビューする女性

派遣で働く

複数の派遣会社に登録やエントリーはルール違反?僕らの印象や評価は果たして…

2019年8月2日

派遣にまだ慣れていない方は、一度求人エントリーするだけでも緊張しますよね。

でも、エントリー後いつ採用されるか分かりませんし、せっかく返事が来るまで待ったのに不採用となれば、またイチからやり直しです。

他にも複数エントリーしたい…でも、派遣会社の担当さんから聞かれたらどうしよう?とか、いざ採用が決まったら、他にエントリーした案件をどう断ればいいの?など、不安は尽きないと思います。

お察しの通り、派遣の複数エントリーは法的にもマナー的にも違反ではないんですが、注意すべきポイントを押さえておかないと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

筆者も長く派遣で働いてましたが、派遣で複数エントリーしたときは、慣れないうちは色々と苦労しました。
ここでは、その経験を生かして、「派遣って同時に複数エントリーしてもいいの?」の疑問にお答えさせていただきます。

大手3社テンプスタッフ・スタッフサービス・ランスタッドに直接質問してみた!

「正社員」や「パート・アルバイト」などの直接雇用を望む求職者の人たちって、普通は希望する会社を何十社もピックアップした後に「書類選考を受ける」→「選考を通った会社から順次面接を受ける」というのが通常の転職活動の流れですよね?

で、見事内定を頂いたら、本採用までの期間が設けられて、その間に自分がどこに入社するのかを選ぶ・・・就職・転職活動はそういった流れになるかと思います。

つまり、複数社にエントリーするのって求職者と会社との間では「暗黙の了解」というのが一般的な見解だと思います。

しかし、派遣スタッフとして現実をみると、どうも複数エントリーは嫌な態度や顔をされたり、マイナスに働くことが多いような・・・
そりゃ、派遣会社からすれば、基本的に扱う求人は緊急でスピードを求められる場合がほとんどでしょうし、いくつもエントリーしている派遣スタッフをケムたがるのは分かります。

でも僕ら派遣スタッフの立場から言わせてもらえば、

  1. 「希望する求人にエントリー」
  2. 「派遣会社内にて選考する」
  3. 「選考をパスしたら派遣先との顔合わせ」
  4. 「顔合わせ後、双方の合意により就業スタート」

という一連の流れは、案件によっては10日とか2週間かかるケースもあります。
そこまで時間をかけた結果、不採用となり、また新たに求人を探す・・・というのを繰り返していると、無職期間がどんどん伸びていきます。
収入も途絶えますし、精神的なプレッシャーもキツイです。

そういった理由から、僕は気になる求人はどんどんエントリーして、その求人を扱う派遣会社からの電話orメール連絡を待つ・・・というやり方で求職活動をしています。

前置きが長くなりましたが、派遣会社は複数社登録したり、複数の求人へエントリーする派遣スタッフをどういう風に扱っているのだろう・・・?
そんな興味がわいたので、大手「テンプスタッフ」「スタッフサービス」「ランスタッド」をピックアップして、それぞれに問い合わせメールで聞いてみることにしました。

その質問メールとは、以下の内容です。

現在求職活動中なのですが、求人案件へのエントリーについて悩んでいます。以下の内容の質問をさせて下さい。

  1. 派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
    あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
    ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」と、「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」の両方を含んでいます。
  2. 複数エントリーすることで、評価が下がり社内選考が通りにくくなる場合はあるのでしょうか?
  3. 以前ある派遣会社の担当の方から、職場見学などの「派遣先との顔合わせ」をするということは、そこで就業するということを受諾することだと言われたことがあります。
    貴社においての「顔合わせ」や「職場見学」とは何を目的としているのでしょうか?

メールを送信したのは、「テンプスタッフ」「スタッフサービス」「ランスタッド」です。

ただし、テンプスタッフは公式サイトに”お仕事へのエントリーにつきましては、複数のオフィスのお仕事へエントリーすることができます。”という表記がありました。
つまり、テンプスタッフ社内においては、営業所が違えば複数エントリーしても良いということなので、お問い合わせの「1.」を以下の文面に変更しました。

1.派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
良くある質問を確認すると、複数エントリーは禁止されていないということは分かりました。
ただ、ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」なのか「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」なのか、どちらの意味になるのでしょうか?

テンプスタッフの回答

ではまず、3つの質問に対する、「テンプスタッフ」の返答内容は以下の通りです。

永井
<質問1>
派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
良くある質問を確認すると、複数エントリーは禁止されていないということは分かりました。
ただ、ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」なのか「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」なのか、どちらの意味になるのでしょうか?
営業マン
<回答>
複数の求人へのエントリーは可能です。
複数エントリーとは、当社内の複数求人、当社と他社の複数求人、両方を指します。
法的に認められますし、当社の就業規則にも違反いたしません。
正確には、就業前につき、就業規則の対象にはなりません。

なるほど。
テンプスタッフでは、テンプスタッフ内での複数求人応募、あるいは、他社を利用した複数の求人応募、どちらも規則違反にはならないということですね。

永井
<質問2>
複数エントリーすることで、評価が下がり社内選考が通りにくくなる場合はあるのでしょうか?
営業マン
<回答>
評価は下がりませんし、社内選考が通りにくくなることもありません。
複数エントリーいただいた後、企業様への紹介は1社に絞らさせていただきます。
永井
<質問3>
以前ある派遣会社の担当の方から、職場見学などの「派遣先との顔合わせ」をするということは、そこで就業するということを受諾することだと言われたことがあります。
貴社においての「顔合わせ」や「職場見学」とは何を目的としているのでしょうか?
営業マン
<回答>
当社では、「職場見学」を実施することがあります。
職場見学の目的は、事前に職場環境を見たり、指揮命令者から仕事内容の説明を聞くことにより、事前の不安を解消することです。
安心して就業していただくためのものです。

スタッフサービスの回答

続いて、「スタッフサービス」の回答を引用します。

永井
<質問1>
派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」と、「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」の両方を含んでいます。
営業マン
<回答>
複数エントリーは認められております。
永井
<質問2>
複数エントリーすることで、評価が下がり社内選考が通りにくくなる場合はあるのでしょうか?
営業マン
<回答>
そういったことはございません。
永井
<質問3>
以前ある派遣会社の担当の方から、職場見学などの「派遣先との顔合わせ」をするということは、そこで就業するということを受諾することだと言われたことがあります。
貴社においての「顔合わせ」や「職場見学」とは何を目的としているのでしょうか?
営業マン
<回答>
職場見学は就業を受諾することではございません。

…何だか、全体的に冷たい印象を受ける回答ですね(;'∀')

ランスタッドの回答

最後に、ランスタッドの回答です。

永井
<質問1>
派遣スタッフは、複数の求人へエントリーすることは法的に認められるのでしょうか?
あるいは、貴社の就業規則に違反する行為となるのでしょうか?
ここでいう複数エントリーとは、「貴社内で扱う求人に複数エントリーすること」と、「貴社の求人と他社の求人の複数エントリーすること」の両方を含んでいます。
営業マン
<回答>
複数エントリーについては、もちろん法的な規制や弊社就業規則に制限はございません。
永井
<質問2>
複数エントリーすることで、評価が下がり社内選考が通りにくくなる場合はあるのでしょうか?
営業マン
<回答>
上記の通り、法や就業規則においての制限はもちろんございませんが、オフィスごとに、ご協力依頼ベースのルールはあるようでございます。
例えば、あまりにも複数にご応募頂くと、どの案件からご紹介していいのか、判断に困ることが想定されますので、ご本人様の中で優先順位をお付け頂き、3個までとさせて頂く、また、その進捗によって、追加でエントリー頂く・・等のオフィスごとの運用はあるかと思います。
詳しくは、担当へお問い合わせ下さい。
また、ご指摘の「複数エントリーにより評価が下がるのか」という点については、通常考えられないことではありますが、例えば、具体的に進んでいる案件があるにもかかわらず、そちらを一方的に反故になさって、別途の応募をなさる・・・などといったことさえなければ、特に問題はないかと存じます。

個人的には、”具体的に進んでいる案件があるにもかかわらず”という文言がとても気になるところですね。
「あなたで進んでいます」などと派遣担当営業マンから伝えられていたにもかかわらず、最終的には「他で決まってしまった」などと言って、仕事が決まらない事例は実際にあるので…。

永井
<質問3>
以前ある派遣会社の担当の方から、職場見学などの「派遣先との顔合わせ」をするということは、そこで就業するということを受諾することだと言われたことがあります。
貴社においての「顔合わせ」や「職場見学」とは何を目的としているのでしょうか?
営業マン
<回答>
ご就業先の福利厚生(ロッカーや食堂利用など)や安全衛生面、業務内容等について、就業先の方にご説明頂く機会でございます。
職場見学をして頂くことが「そこで就業することを受諾する」といった趣旨のものではございません。

派遣で複数エントリーをするべき理由

派遣会社に登録後、求人を見て複数の案件にエントリーしても、違法ではなくまったく問題ありません。

たとえば、これまで高校や大学受験、就活や転職の場面で「1つしか選んじゃダメ!」なんてルールはなかったですよね。
派遣も同様に、複数エントリーするのは違法ではなく、当然の権利です。

私たち派遣スタッフは、派遣登録をした段階では、まだ雇用関係を結んでいないので、派遣会社は拘束する権利がありません。

ただ、勘違いしてはいけないポイントがあります。

それは、複数の派遣会社に登録をして、それぞれエントリーすることです。

仮に同じ派遣会社から複数の求人へエントリーしても、いざお話を進める段階になれば一つの求人に絞り込むわけですから、非効率なんです。

よって、複数の派遣会社に登録してエントリーしていくことは、採用確率をアップさせるためにぜひやっておきましょう。

永井
派遣の複数エントリーは、自分と相性の良い担当営業マンをつかまえる意味でも、大切なことです。

それぞれの意見は、詳細に記載してありますので、参考に読んでいただければと思いますが、結論から申し上げると、ベストな派遣会社の登録数は、2社〜5社がいいという結果になりました。

引用元:https://xn--t8j4aa4n1nyb1305awnwcknr4jgdq5ezbh.com/%E3%81%8A%E5%BE%97%E3%81%AA%E7%89%B9%E9%9B%86/1083/

また、エントリーしてすぐに仕事が決まることは少なく、派遣顔合わせや職場見学、選考などのプロセスに一週間前後はかかってしまいます。
時間効率を考えても、ゼッタイに複数エントリーはすべきですよ。

営業マン前田
派遣登録は絶対に複数社してください。

派遣会社によって所有している情報が異なるため、あなたが得意とする分野のお仕事をA社が持っていなくても、B社やC社は持っている可能性が極めて高いからです。

必ず複数社登録をしておき、多くの情報に触れられるようにしてください

派遣の複数エントリーをすることの問題点

これまで、派遣の複数エントリーに違法性はなく、道義的にも問題がないことを解説いたしました。

しかし、まだ派遣に慣れていない方の中には、こんな疑問や不安が湧いてくるかもしれません。

  • 複数の派遣会社からエントリーしていることがバレると良くないのでは?
  • 派遣先との顔合わせや職場見学のときに、他にエントリーしてるか聞かれたらどうすればいいのか?

これらの疑問について、解説していきますね。

まず、派遣会社はスタッフが複数社に登録していることはもちろん、複数エントリーしていることも承知の上です。

彼らは、私たちよりもずっと長く派遣業界でビジネスをしていますし、求人情報にも精通しているため、そこはちゃんと理解してくれるんですよ。

ただし、派遣会社があなたを派遣先に紹介する段階になると、他にエントリーしている案件があるかどうかは100%確認してきます。

派遣会社としたら、スタッフを派遣先へ紹介した後で、「やっぱり他で働きます」などと言われると、立場がなくなるからですね。

しかし、厄介なのが、派遣先と顔合わせや職場見学をした後、不採用と判断されてしまうケースもあることです。

本来の派遣ルール上、派遣先を紹介してもらえた時点で、採用を前提に話が進むハズなのですが、現実には100%安心はできないんですね。

この問題に関しては、一概に正解がどれかはケースバイケースです。
複数エントリーした後、同時進行で話が進んでいくときのコツについては、下記の記事もご確認ください。

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エントリーしても連絡が来ない…いつまで待てば良いの?

派遣の求人へエントリーして当日に折り返し連絡がなければ、すぐにこちらから確認の連絡をしてください。

派遣会社の方だって人間ですから、もしかしたら選考中だけど連絡を忘れているだけかもしれないですし、すでに他の人に決まっていて他のエントリーしたスタッフに連絡をし忘れている(※あるいは確信犯で連絡をしていない)ことも考えられます。

とくにネット上で掲載されている求人情報から応募している場合、すでに募集を締め切っていることが多々あります。
折り返しがこないということは、その可能性も非常に高いので、「さっさと確認⇒次を探す」ようにしないと無駄な時間ばかりが流れてしまいます。

営業マン前田
エントリーのレスが当日無いような派遣会社は、お仕事の紹介も期待できないかもしれません。

派遣登録は、各社が登録者を増やすことに必死になっている最も重要な入口です。
ここを疎かにする派遣会社はちょっと…

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こちらからすぐに確認を入れましょう。

派遣の社内選考はどれくらい待てば良いの?

無事に求人エントリー完了した後、派遣元の社内選考となると、「どこまで待てば良いの?」という悩みが生じます。
大手の派遣会社はとくに、ここで時間をかける傾向にあります。

注意

(※ちなみに僕は、最高で2週間くらい待たされたことがあります。)

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ここで派遣スタッフが選べる選択肢は、例外なく以下の2点しかありません。

  • エントリーした求人の結果(返事)を待つ
  • 待たずに他社の求人をリサーチもしくは応募する

待機時間が長くなるほど、「採用なのかも?」と考えがちですが、経験上、そうとは限らないですね。
派遣元もビジネスですので、無収入で待機しているスタッフの身を案じて早く返事をよこすことはありません。
どこの派遣会社もこの部分は本当にドライですし、どうにもならない現実です。

ここははっきり理解して頂きたいところですが、会社内の人事に関する情報を手に入れることは不可能です。

そもそも冷静に考えて、人材を扱うプロが選考に関わる情報を社外に漏らすような失態をするでしょうか?
どんなにネット検索をしても、信用できる情報はまず出てこないでしょうし、万が一出てきたとしてもその派遣会社自体が信用できないですよね。

どんな基準で選考しているか、ということも知ることは出来ませんし、仮に耳にしたとしてもそれが自分の利用している派遣事業所(拠点)の採用基準かどうかは分かりません。

「事前に話を聞く限り、どう考えても自分が採用基準に満たしているハズなのに、なんで落とされるの!?」と不満に感じることもありますが、それは期待をして待っているからであり、今の人材派遣業界のしくみではその期待に応えてくれる派遣元はないです。

営業マン前田
派遣会社内での社内選考は結果が出るまでにそれほど時間をかけていません。

何故、1週間も2週間もかかるのか?

それは、優先順位の高い方から企業との顔合わせをしているからです。

本命の方は、早ければ、登録面談時に顔合わせの連絡が入ったりもします。

ですので、登録から3日連絡が無い場合は優先度が低いと判断し、別の案件にも動いていくようにしてください。

仕事が決まったら他社からの仕事紹介をどう断る?

就業が決まったら、手が空いた時にでも仕事紹介をお願いしている他社へ電話連絡を入れれば問題ありません。
正直に「○○社で就業が決まりました。今までありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。」的なことをいっておけばOK。

回りくどい言い方はかえって失礼なので、ストレートに伝えましょう。

断り方を何と言っていいか悩む方が多いですが、イチ求人に対して真剣な僕らと違い、向こうは数ある案件の内の一つでしかなく、こちらが思っている以上に感覚や対応はドライです。
感情を捨てて、淡々と断ってしまって問題ありません。

ただ、これまでの対応がどうであれ、就業機会を与えてくれようとしたことについては、感謝の一言があった方が後々良いと思います。

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一度登録した派遣会社は、登録抹消する必要はなく、その後は「就業中スタッフ」として扱われます。
再度仕事を探すことになったら、電話などで連絡すると仕事紹介が再スタートします。

ポイント

※決まったお仕事がいつまで続くのか、その期間を伝えておくと、期間満了日が近づくと就業確認の連絡が入ります。

営業マン前田
仕事が決まった場合は、速やかに他の派遣会社へ連絡をしましょう。

就業決定の連絡が入れば、各派遣会社はデータベース上のあなたのステータスが就業決定となり、お仕事の更新時期(一定期間)までは連絡が入らないと思います。

派遣登録は平均何社?1社のみ利用は少数派

派遣登録は、平均で何社くらいなのでしょうか?
ネット上で検索した結果、有力な情報源として派遣求人サイト「はたらこねっと」を見つけました。

一人当たりの派遣登録社数の割合

※タップして拡大

この円グラフは、「はたらこねっと」で掲載しているアンケート結果から作成したものです。

一人当たり2社以上に登録している派遣スタッフは87.5%を占めており、1社のみ利用している派遣スタッフはかなり少数派といえるでしょう。

また、6~10社登録している割合が18%もあることから、複数社に派遣登録している方はかなりいるようですね。

参考:はたらこねっと

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複数の派遣会社に登録するメリットデメリット

では、複数の派遣会社に登録するメリットやデメリットはどんな要因があるのでしょうか?

まずは、メリットから挙げていきます。

メリット

お仕事紹介の頻度が増える

複数の派遣会社に一度登録すれば、その後は本人が希望する限りずっと求人紹介が続きます。
ですので、理論上は登録をすればするほど、お仕事の選択肢が増えることになりますね。

派遣は有期雇用契約なので、期間満了日になって所属する派遣会社から次のお仕事紹介がこなければ失業状態となります。
次も派遣で働く場合、いかに無職の待期期間を短くできるかどうかによって、金銭面の負担が違ってきますね。

メモ

私も派遣で働いていたときは、待期期間に入ると「いつ仕事が決まるんだろう?」「まさか、このまま働く場所が見つからないのでは…?」とスゴく不安だったことを覚えています。
派遣未経験者はピンとこないかもしれませんが、この不安を少しでも軽くするには、早めに複数社へ派遣登録しておくことが重要なんです。

派遣会社ごとに比較できる

派遣会社が取り扱う求人は、たまに時給金額に差があるケースがあります。

「同じ求人なのになぜ?」と不思議になりますが、これはマージン率というしくみが関係してきます。

マージン率とは、派遣料金から派遣スタッフへ支払う給与以外のお金が、全体の内どれくらいの割合になるのかを表す数値です。

私も過去に、同じ派遣先で仕事内容も変わらないのに、違う派遣会社の方より時給が100円も低かったことがありました。
通常、派遣先は、複数社の派遣会社へ人材を一斉にオーダーしていることが多いため、もっとも好条件で働きたい方は事前に登録しておいた方がいいですね。

また、派遣会社に登録して求人エントリーすると、それぞれに担当営業マンがつきますが、人間同士なので相性は合うあわないはどうしても出てきます。
相性の良い派遣営業マンをなるべく早く見つけるためにも、複数社に登録してしまった方が効率は良いですね。

例えば、私が新人時代の話です。

事務員を希望している方にお仕事を紹介することになったのですが、どうしても企業様から内定をもらえませんでした。

その方はまだ事務職の仕事は未経験でした。

なので、私自身が「この人はちょっと難しいかも…」と思い込んでいた部分があったのです。

企業様へのプレゼンも弱気で、消極的なものになっていたように思います。

しかし、私の先輩のベテラン営業マンが再提案してみると、なんとあっさりと内定がでてしまいました。

引用元:人材派遣営業は楽しい?体験者が教える仕事のコツややりがい・年収

派遣会社はそれぞれタイプが違うのも、複数社登録する理由の一つです。
たとえば、第一志望は「事務職」第二志望は「販売職」といった希望があるなら、それぞれのジャンルに特化した派遣会社へ登録した方が良いんですよね。

無料スキルアップ研修を受講できる

大手の優良派遣会社では、様々なスキルアップ研修を無料で受講できる福利厚生が整っています。

大手派遣会社によっては、PCの自主トレーニングができる場所を無料開放しているところもあるので、チェックしておきたいところですね。

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デメリット

管理が複雑になる

派遣登録をすると、公式サイト内にマイページが開設されて、基本的に「スタッフID」「パスワード」のアカウントで管理していきます。
登録者数が増えるほどアカウントも増えていくため、徐々に管理が大変になるのはデメリットですね。

また、求人を探す時期は、派遣会社からのお仕事メールを受信することができますが、これも派遣会社の数だけたくさん送られてくることになるので、大変です。

複数の派遣会社とのやり取りが大変

派遣登録をしただけなら、あまり大変さは感じないんですが、いざ複数社から同時進行で求人エントリーをすると、一気にやり取りが増えて大変になります。

担当営業マンからの電話が増えますし、同時進行中にお仕事が決まった後は、他の応募していた求人に断りを入れなければなりません。

まとめ

複数の派遣会社に登録するデメリットを要約すると、登録後のアカウント管理が面倒になり、複数の担当営業マンとのやり取りが大変になるということです。

しかし、私はその大変さ以上に、無職になったときの不安感を払しょくさせる方が大切なことだと考えています。
経験上、派遣営業マンも派遣スタッフが複数登録してることは分かったうえで対応しているので、とくに理由がなければ複数社へ登録する方が良いです。

派遣登録「だけ」申し込んでもOK

派遣会社は、今すぐ働けないけど登録「だけ」したい方でも、問題なく受け入れています。

派遣登録の動機は、人それぞれです。

  • 出産後、ブランクが空いたのでまずは情報収集から始めたい
  • 応募してみたいけど職歴やスキルに自信が持てない
  • 今は会社勤めだから働けないけど、将来使うかもしれないので登録だけしておきたい

他にも、登録の動機はありますが、共通しているのは情報を収集したいところではないでしょうか?

派遣会社側も、求職者の求める条件が分からなければ求人紹介ができないため、まずは登録をオススメするのが定石です。
よって、遠慮せずに自分のタイミングで申し込みをしてください。

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働きたくないけど派遣登録したい女性
働かなくても派遣登録だけは先にやっておきたいメリット7つ

人それぞれ、いろんな事情があって今すぐには働けないけど将来のために派遣登録だけ先にやっておきたい場面があると思います。 派遣会社の仕事紹介は、登録者のみを対象としているので、派遣登録は先にやっておいた ...

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履歴書・職務経歴書は一度作成すれば使いまわせる

大手の優良派遣会社に絞って登録を繰り返す場合、「履歴書」や「職務経歴書」のデータは、公式サイト上のマイページで管理できるため、最初に登録した「履歴書」「職務経歴書」のデータは使いまわすことができます。
ただし、入力フォーマットは派遣会社ごとに違うので、ボタン一つでコピペして終了とはいきません。

しかし、中小派遣会社に登録を申し込むと、今でも手書き作成を指示されることがあるので、たくさん登録するほど書類作成の負担が大きいです。
よって個人的には、大手をなるべく使った方が良いと思っています。

派遣登録後、退会することもできます

派遣登録後、どうしても相性が合わない場合は、退会手続きをとることができます。

派遣の退会手続きは、電話で申請する場合と、マイページ上から申請する場合の2パターンが多いです。

詳しくはこちら ↓

複数の派遣会社から同時進行で求人エントリーができる

派遣求人エントリー後、もっとも長く待たされるのが、「①派遣会社の社内選考」「②派遣顔合わせ(※職場見学)」「③派遣先の社内選考」の流れです。

当サイトで、以前に派遣経験がある方を対象にアンケートを集めたところ、もっとも待たされたのが応募から3週間という結果になりました。

アンケート結果を見てみる ↓

よって、派遣でなるべく仕事を早く決めるには、複数の求人へエントリーして同時進行で進めることが大切です。

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派遣の掛け持ち(ダブルワーク)について

複数の派遣会社へ登録して、「正社員+派遣」「派遣+派遣」「派遣+パート」などの掛け持ちを検討する方もいますよね。
基本的に、法律上は掛け持ちで働くことを禁じていませんが、社内規定で禁止している企業もあるため、必ず確認してから動きましょう。

また、すでに掛け持ちで働く方は、保険加入はどうすればいいか?不安になりますよね。

雇用保険や社会保険は、要件を満たした段階で強制加入する保険なので、掛け持ちであっても一社のみ加入する流れとなります。

次に、税金関連についてです。

年末調整は、基本的にメインで働いている勤め先でやってもらえば大丈夫です。
確定申告については、掛け持ちしているお仕事の年収が20万円を超えると、必要になります。

詳しくはこちら ↓

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