スマホの着信履歴に「〇〇派遣会社〇〇さん」などと残っていて、ウンザリした経験はないでしょうか?
派遣会社からのしつこい電話は、基本的に無視をせず、求人紹介が必要ない旨を相手にはっきり伝えるべきです。
また、電話に出れなかったときに折り返すかどうかは、お仕事を探しているなら掛けなおすスタンスがもっともおすすめですよ。
ここでは、派遣会社からの電話対応について、状況別に詳しく解説します。
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派遣会社からの電話は無視をしない
派遣会社から電話がくる理由としては、主に以下の4パターンが考えられます。
派遣を利用するスタッフが「しつこい!ウザい!」と感じるのは状況確認の電話、「折り返したのに、電話に出ない」「あなたで進んでいます、とか言ってたのに、全然連絡ないじゃん…」などとトラブルが起こるのが、派遣社内選考や顔合わせの期間でしょう。
まず、派遣会社からの電話は、無視をしてもメリットは何一つありません。
無視をしたい理由のほとんどが、強引なお仕事営業や、相性が悪く、話のかみ合わない営業マンとの会話を避けたいからでしょうが、無視をしてその場を乗り切っても、その後も継続して電話がかかってくるからです。

最近はメールやSNSを使うケーズが増えていますが、まだまだ電話での連絡もあります。
この場合は、1度出て、要件を確認しましょう。「近況確認」であれば近況を伝えれば良いですし、「お仕事紹介」であれば中身を聞いてから判断された方がご本人も良いと思います。
無視されると営業としても仕事ですので、しばらく追いかけてきますから、スタッフさんとしては煩わしくなってしまいます。
長くても2~10分ですから出ておいて印象良くしておくことをオススメします。
いつかその派遣元から仕事に出る可能性もありますから。
派遣会社からの電話を無視することのリスク
派遣会社からの電話に出たくはないものの、無視していると相手からどんな風に思われるのか分からないので、不安ですよね。
ここからは、派遣会社からの電話を無視すると発生するデメリットやリスクについて、解説します。
派遣会社からの電話が何度もしつこくかかってくる
登録スタッフへ執拗な電話勧誘を行う悪質な派遣会社も実際にあるようです。
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筆者は幸い、そこまでしつこいのはありませんが、規模の小さいローカル派遣会社は、1~2週間に一度くらいのペースで連絡が来ることもありますので、悪質といえば悪質ですね。
なぜ、しつこく電話を掛けてくるのか?理由を挙げると、以下の2つがあります。
- 緊急で人を集めたい短期・単発求人の紹介をしたい
- 不人気で誰もエントリーしたがらない求人紹介をしたい
- 派遣会社内の営業ノルマが厳しい
筆者の経験上、どのパターンであっても、無視し続けて良いことがないと分かっているので、とりあえず出るようには心掛けています。
しかし、就業条件が悪く、低時給の案件紹介がくることも十分あり得ます。

ツイッターで、「派遣会社名+しつこい」などと検索してみると、該当のつぶやきが3件ほどヒットしました。
いい仕事あれば職変えようかなって派遣登録してみたら
毎日違う番号から連絡しつこいし
仕事中だから時間ないって言ってるのに
1.2分だけなんでって要件しつこいし(-᷅_-᷄๑)
電話切らせてくれないのにイライラ…
アデコ駄目だ— もち (@motiguti0510) May 15, 2017
登録後一度も仕事紹介のない派遣会社としては、アヴァンティスタッフ、パソナ、アデコ、テンプ、マンパワー、リクルート。尚スタッフサービスは、現状確認の電話はしつこいですが仕事の紹介は一度もありません。中高年の皆さんは派遣会社の登録に十分ご注意下さい。 #派遣会社 #登録 #仕事探し
— どくぜつ佳都 (@dokuzetsu_kate) May 11, 2016
FF外から失礼しますアデコは利用しない方がいいです!アデコの電話しつこいです
就業してるのに電話をかけてくるなどありました担当者によりけりと言ったところです
後担当者基本話がないと電話とりません以上です— ライラ✡️ (@mimi_pear) March 17, 2018
好条件の求人紹介を見逃す恐れがある
派遣会社からの電話の中には、緊急でスタッフを必要としている派遣先から高時給で募集される求人紹介の要件もあります。
緊急案件ですから、電話に出ないスタッフよりも出てくれるスタッフへ優先的に紹介をします。
一日でも早く働きたい方は、なるべく電話には出たほうが良いです。
派遣社内選考に悪影響を及ぼす可能性も
派遣社内選考とは、派遣会社から派遣先企業へ紹介する自社登録スタッフを選抜することです。
派遣会社としても、派遣先へ自社スタッフを派遣することで初めて売上となるので、少しでも優秀なスタッフを推薦したいと考えます。
そのときに、「この人は電話を掛けてもいつも出ないしな…今回は別のスタッフさんでいこう」と判断されてしまうリスクはあり得ます。
求人を紹介してもらえなくなるリスク
何度掛けてもつながらないスタッフさんであれば、いずれはまったく電話が掛かってこなくなり、求人紹介してもらえなくなる可能性もあります。

筆者の場合、とくに電話を無視していたわけではないですが、登録後まったく働いた実績のない派遣会社の場合、徐々に接点がなくなってきて疎遠になるものです。
派遣会社からのしつこい電話の対処法
派遣からのしつこい電話の対処法ですが、基本的には、
「今のところ、仕事紹介は必要としていないので、電話はもうかけてこないで下さい」
と一刀両断でOKです。
大事なのは、自分で伝えることです。
派遣会社に電話は不要であると伝えてもなお、しつこくかかってくるのであれば、残念ですが派遣退会手続きを依頼してください。
ここからは、しつこい電話への対処法を解説します。
マイページの登録内容を充実させる
派遣登録のご経験がある方なら、マイページの開設をされたことがあると思います。
マイページ機能とは、求職状況の確認を始め、希望する就業条件や職種、様々な情報を登録・更新できます。
複数社登録していると、毎回マイページ更新をするのも大変な作業になりますが、派遣会社側はマイページの情報を元に電話を掛けて営業しているのも事実ですので、高い効果が期待できるでしょう。

連絡手段は電話以外でお願いをする
派遣に限らず、営業のポジションは電話を好む方が多いです。
営業職は、しゃべりが仕事の基本ですし、電話は自分のペースで進められるメリットがありますからね。
しかし最近では、大手の派遣会社などは「電話NG」依頼ができるところもあるので、連絡手段はメールやラインでお願いするのがおすすめです。
希望条件に合わない求人紹介をされたら、なぜ働けないのか説明する
派遣営業マンも仕事で求人紹介をしており、社内では厳しいノルマに追われていますから、多少強引でも「案件を成約させてしまいたい」という心理が働くことがあります。
こうなると、スタッフの事情はお構いなしに、強引な求人紹介をしてくることがあります。
しかし、希望条件に合わない、やりたくない仕事を無理やり始めても、後で苦しむのは自分自身なので、安請け合いはおすすめしません。
ポイント
気が弱く、なかなか意見を主張できない方はとくに、強く押されることに恐怖心を感じる方もいるかと思います。
しかし、自分の要求を伝えられない方は、派遣に限らず転職活動において必ずどこかで失敗をします。
話が下手でも時間が掛かっても、相手に伝わるまでは粘り強く話し続けましょう。
転職活動が終わったら退会・登録抹消手続きも有効
派遣ではなく、どこかの企業へ途中入社した方の中には、しばらくは求人紹介を必要としないケースもあると思います。
求人紹介が必要なければ、派遣会社へ直接退会手続きの申請をして、完全に紹介をストップをするのも一つの手です。
もしくは、これまで解説していたマイページ更新や連絡手段の変更などを依頼しても対応が変わらないようであれば、残念ながら派遣会社そのものを変えるしかありません。
「また、しつこい営業マンがいたら…」と思うと、登録を躊躇すると思いますが、筆者の経験上、大手の優良派遣会社を利用すれば、トラブルが起こる可能性は低いと見ています。
なぜなら、大手の派遣会社は膨大な求人数に比例して派遣登録者数も多いため、ミスマッチだと分かってるのにイチイチ電話してくる営業マンは少ないからです。
残念ながら、これまで派遣登録をしてきたけど、営業マンの電話がしつこく、希望する求人紹介もないという方は、そもそも派遣会社選びに失敗している可能性がとても高いと言えます。
参考記事➡【未経験者におすすめ】派遣会社ランキング
派遣会社から着信があったら折り返す?無視する?
「私は派遣から電話がきたら出るよ」という方でも、後で着信に気づいた場合、折り返すかどうかは悩みどころですよね。
基本的には、通話料金もバカになりませんから、折り返しは必要ありません。
派遣会社からの電話に出ないくらいで、イチイチ悪影響を与えることはまずないです。
筆者も、折り返しせず放置したことは何度もありますが、久しぶりに電話でしゃべっても、とくに何か文句を言われることもないですよ。
向こうからしたら、何十人といる担当スタッフの中の一人ですから、こちらが気にするほど相手は気にしていないのではないでしょうか。
ただ、仕事を探してるなら、すぐに折り返した方が良いです。
もし、電話の要件がお仕事の紹介だった場合、他のスタッフに決まってしまうかもしれません。
とくに、短期・単発の求人は早い者勝ちで決まってしまうことがほとんどなので、スピードが大切になってきます。
約束の日時に電話がこない&掛けても出ない
派遣会社に登録後、求人へエントリーすると担当の営業マンとやり取りすることが増えてきますよね。
営業は、基本的に派遣会社の支店にはいませんので、電話やラインなどで連絡を取り合うことになります。
結論から言うと、向こうから電話がこないなら、相手が電話に出るまで掛けまくるしか解決方法がありません。
筆者は派遣先の営業マンと一緒にお仕事をした経験がありますが、日々たくさんの細かいタスク業務を抱えているので、基本的に営業マンは多忙です。
約束した日に電話をかけ忘れる、着信があっても折り返さないなどは結構ザラにあるので、相手が出るまで何度も掛け続けるしか解決方法がないです。

約束の電話を入れ忘れてしまったときは、スタッフさんからお電話などでご指摘いただけると大変助かります。
電話で紹介される求人は人気がないのか?
電話の求人紹介は、採用の確率が高いわけですが、同時に気になるのが「人気のない求人なのか?」とか「ブラック企業の案件なんじゃないか」といった不安です。
本当に好条件であれば、わざわざ電話などしなくても、自然とエントリー数が増えそうですからね。
確かに、仕事上の問題があって離職率が高く、人気もないからいつも募集している求人があるのは事実です。
大抵は時給額と仕事内容の整合性がとれていないことが原因だと思います。
カンタンに言うと、「ワリに合わない」というやつですね。
ただ、3~4月など単純に求人の増える時期になれば、自然と紹介される機会も増えるため、一概に「電話で紹介されたイコール不人気求人」とはなりません。
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求人の問題点があるかどうかは、派遣元担当者に質問攻めをして、深い情報を聞き出すことです。
仕事がキツく、人気のない職場でも、自分には合う場所かもしれないですし、あまり周りの評価を気にする必要はないでしょう。
ポイント
引っ込み思案の方などは、自分から質問することが苦手な人も多いです。
筆者も、言葉を選びすぎるあまり会話の途中で言葉に詰まってリズムよく会話できないことがありますが、下手でも聞きたいことを素直に聞いておいた方が、後々後悔しないです。
逆に、好条件なのに「なぜ自分に紹介が?」といったこともありますよね。これも、ちゃんと聞いてみた方が良いです。
筆者の過去の例として、「先方は男性で30代半ばの人材を希望してます」というニーズにピッタリ合って、すぐに採用が決まったことがあります。
たまたまその派遣会社に登録していたからこそ、チャンスがきたのです。
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派遣は2~3社登録してうまくいかないからといって、落ち込む必要はありません。
どこでチャンスが来るかわからないので、目ぼしいところにはどんどん登録しておくことをオススメします。

「いわくつきのお仕事」である可能性もありますが、必ずしもそうかといえばそんなことはありません。
見極める方法があるかと言えば難しいところですが、「スケジュールを急かすような場合」は要注意かもしれません。
長期案件で急遽スタートという可能性は多くはありませんので、スケジュールを急かすには何か理由があるのでしょう。
電話の言葉遣いなどの失敗は気にしないこと!
社会人経験が浅く、電話対応に慣れていない方は、派遣担当者との電話のやり取りで「あっ!タメ口で話しちゃった!」とか「変な日本語で応対してしまった!」といった小さな失敗を気にされているかもしれません。
しかし、多少言葉使いが下手でもきちんと誠意をもって接していれば、相手には理解してもらえるはずです。
というか、筆者も一応10数年社会人経験がありますけど、言葉使いを正確に丁寧に身に付けている方ってそんなにいないです。
それに、ちゃんとしすぎていても”カタいイメージが先行”し過ぎてしまうので、良い面ばかりではないと思います。
派遣は非正規ですが、熱意があって就業意欲が高い人に多くのチャンスが来るのは間違いありません。
就業前は雇用関係にないのでつい遠慮してしまいがちですが、気にせず思ったことや疑問を口にするようにしましょう。まずは、派遣元に覚えてもらわないと話になりません。

仕事が出来るのは1社だけですから、今後、やり取りの中でコミュニケーションが取りやすい、自分評価してくれる派遣会社をいくつか押さえておくスタンスでまったく問題ありません。
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