ブランク明けに仕事を探す主婦や、社会人経験の浅い人の中には、派遣登録会のスキルチェックに過剰な不安を感じている方も多いと思います。
確かに、普段からパソコンに慣れ親しんでいない方や、ワードやエクセルを使った事務職の経験がない方にとって、派遣のスキルチェックはとてもハードルが高く感じるでしょう。
実際に、まったく準備や練習もせずにいると、事務職を希望する方は求人紹介に悪影響が出るかもしれません。
そこで、ここでは派遣のスキルチェックで高得点を取るための対策方法について、解説します。
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派遣のスキルチェックとは?
派遣のスキルチェックは、派遣登録するスタッフのスキルを審査するために派遣会社が実施します。
合否のあるテストとは異なり、あくまでもあなたのスキルレベルにマッチする求人紹介をスムーズに行うことが目的です。
派遣のスキルチェックは様々な内容がありますが、大手派遣会社の場合、希望職種に合わせたテストを実施しているケースが多いです。
国家資格や、専門知識・技術を必要とする専門職分野を除いた、一般職を希望する登録スタッフが受けるスキルチェックは、以下の内容が一般的です。
- 一般常識テスト…漢字の読み書き・計算問題など
- ビジネスマナー…社内の報連相のやり方・社内情報漏えいの対策方法・服装・言葉遣いなど
- 適性検査…漢字の読み書き・簡単な計算問題など
- タイピング…タイピング和文(かなorローマ字入力)・タイピング数字(テンキー入力)
- オフィス系ソフト:ワード…書式設定・表や画像の挿入・既存文書の修正
- オフィス系ソフト:エクセル… 表の作成・四則演算・印刷設定・式の修正・セル・シートの設定・関数
それでは、各スキルチェックの内容について、解説していきますね。
一般常識テスト
一般常識テストは、漢字の読み書きや簡単な算数などが出題されます。
漢字の読み問題事例:
御中(おんちゅう)/月極(つきぎめ)/医療費【控除】(控除)/弔電(ちょうでん)/御用達(ごようたし)等
簡単な計算問題例:
2+8+6+93+27+137=
3-12×7+8=
14/2+8/4=
ビジネスマナー
主な出題事例:
- 出勤時間は原則5分前行動
- 報告連絡相談(報・連・相)は上司へこまめにする
- 体調不良などの欠勤の連絡は、派遣元と派遣先上司の両方に行う
- お仕事中は私物の携帯はマナーモードにしておく
- 職場で離席するときは、周りに声を掛けパソコンは閉じていく
ポイント
これは筆者の予測ですが、派遣のスキルチェックの中でビジネスマナーのテストがもっとも重要視されていると思っています。
派遣スタッフは、派遣会社と雇用契約を結んだ上で派遣先企業でお仕事をするので、社内情報の流出や取り扱いに過敏になっている部分があるからです。
派遣会社は、派遣先のトラブルをもっとも気にしますから、いくら実力があっても常識のないスタッフはなるべく派遣したくないのが本音でしょう。
適性検査
適性検査は、どんな職種が合っているか、周りと協調できるかといったチェックをするだけなので、何かを勉強する必要はありません。
リラックスして、素直に問題に答えましょう。
タイピング
タイピングテストとは、パソコンのキーボードで指定の文章や数字を打ち込むことです。
1分間でおよそ60文字以上打てれば合格ラインといわれており、事務職希望なら80~100文字のラインは超えたいところです。
タイピング例文:
ファイル共有ソフトは、ソフトが定めた専用のプロトコルで通信を行うことで専用のネットワークを構成し、そのネットワークに接続された不特定多数のコンピュータとの間で共有されているファイルのやり取りを行う仕組みを持つソフトウェア。
オフィス系ソフト:ワード
ワードスキルは、初級・中級・上級と分かれますが、主に下記の初級レベルに到達していれば問題ないでしょう。
ワード初級スキル事例:
- 文字入力
- 文字装飾(文字サイズ変更、アンダーライン、色の変更等)
- 設定(中央揃え、インデント、印刷設定等)
オフィス系ソフト:エクセル
エクセルは、数字を扱う事務職を担当するためにかかせないツールソフトです。
求人募集を見ても、エクセル機能が使えるかどうかを採用基準としているケースがあるので、なるべくレベルアップしていきたい分野ですね。
エクセル初級スキル事例:
- セルの文字入力・網掛け
- 罫線(けいせん)
- 行や列の挿入や削除
- 関数(SUM・AVERAGE等)
- 四則演算
各大手派遣会社のスキルチェックの傾向について
ここからは、実際に派遣会社のスキルチェックを受けた経験のある方にアンケートを依頼して、集計した内容をシェアします。
- 調査対象:元派遣社員50名
- 調査期間:2019/8/10~2019/9/10
パソナのスキルチェック
- タイピング…文字入力・数字(テンキー)入力。
- 一般常識問題…漢字・計算テスト等
- ワード…文字入力、文字装飾や書式設定、グラフ挿入など。
- エクセル…文字装飾や簡単な計算等
- パワーポイント…?
- 適性検査
パソナのアンケート回答者の中には、パワーポイントの実施があった方もいました。
希望職種によって実施するかどうかを決めているのかもしれません。
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スタッフサービスのスキルチェック
- タイピング…文字入力・数字(テンキー)入力。
- 一般常識問題…漢字・計算テスト、時事問題
- エクセル…文字装飾や簡単な計算等
スタッフサービスもテンプスタッフと同様、人によってスキルチェックの内容が違うようですが、より簡易的な形式となるようです。
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テンプスタッフのスキルチェック
- タイピング…文字入力(※漢字変換なし)、数字入力ともに5分間のタイピングテスト。
- 適性検査…なし
- 一般常識問題…漢字・計算テスト
- ビジネスマナー問題…なし
- ワード…ワード2010で、文字入力、文字装飾や書式設定、グラフ挿入など。制限時間15分。
- エクセル…エクセル2010で、文字装飾や簡単な計算等。制限時間20分。
国内最大手テンプスタッフの場合、取り扱う職種が幅広いため、人によってスキルチェックの内容が違います。
回答した方の中にはタイピングしか実施しなかった例もありますので、一般職志望であれば基本的に上記の内容で間違いありません。
テンプスタッフの場合、来社不要で派遣登録ができますし、スキルチェックも自宅で受けることができるメリットがあります。
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リクルートスタッフィングのスキルチェック
- タイピング…文字入力、数字入力ともに1分間のタイピングテスト。80点以上が合格点。
- 一般常識問題…国語の漢字読みや○×や算数、図研の問題。
- ワード…文字入力、表の挿入、ページ番号の入れ方、はがきの書き方、脚注と文末脚注の挿入、テンプレートやグラフの作成など。
- エクセル…データ入力、関数の入力、表や資料作成、ピボットテーブルやVLOOKUPなど。
- 適性検査…左右の文字の違いを見つける問題、計算問題、指向サーベイの問題。
アンケート内容を見た限り、リクルートスタッフィングがもっともスキルチェックの敷居が高いのかもしれません。
唯一、タイピングテストで合格点数が決められています。
ワードやエクセルのテストも、他社の内容よりも濃いようですね。
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ランスタッドのスキルチェック
- タイピング…文字入力、数字入力ともに1分間のタイピングテスト。
- ワード…文字入力、文字色の変更など。
- エクセル…文字装飾や簡単な計算等
5年以上前ですが、筆者がランスタッドで受けたスキルチェックは実施後に点数を見せてくれました。
合格ラインについて質問しましたが、とくにないそうです。
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テクノサービスのスキルチェック
- 一般常識問題…国語の漢字読みや○×や算数など。
5年以上前に、筆者がテクノサービスに登録したときは、手書き形式で一般常識問題をやったのみでした。
初めて派遣登録したのがテクノサービスだったのですが、スキルチェックはとくになかったので、緊張することなく終えることができました。
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ウィルオブワーク(※旧セントメディア)のスキルチェック
ウィルオブワークに関しては、アンケート回答者によると、コールセンター業務希望者以外はスキルチェックはなく、面談だけとのことです。
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すべての派遣会社にほぼ共通しているのが、とくに合格点を明示されなかった点ですね。
ただし、リクルートスタッフィングの体験者の一人は、80点以上が合格点だと言われたケースも見られました。
ワードやエクセルのスキルチェック内容に関しては、それぞれの回答内容に違いはあるものの、恐らくは基礎スキルを中心に構成されているでしょう。
メモ
筆者も、これまでにたくさんの大手派遣会社に登録をしてきましたが、スキルチェックの形式などは違っても、問題のレベルや内容はほぼ一緒です。
スキルチェックのために、派遣会社ごとに対策を練る必要はまったくないですよ。
【徹底攻略】無料でできる!派遣スキルチェックの練習方法
派遣のスキルチェックの中で、高得点を出すために練習が必要なのが、「タイピング」とMicrosoftソフト「ワード」「エクセル」の3つです。
とくに、タイピングスキルは純粋な練習量ですべてが決まるため、技術や機械オンチなどはできない理由にはなりません。
そこで、ここからは、これで練習しておけばOK!な無料で使えるサイトツールをシェアします。
タイピングの練習
タイピングフリーソフト「寿司打」は、文字数・制限時間の設定や、ミスをするとリセットされる「正確重視」、お皿が画面外へ流れると終了する「速度必須」、ミスまたはお皿が画面外へ流れると終了する「一発勝負」の設定があるので、楽しみながら練習することができます。
しかし、寿司打はひたすらタイピングするソフトなので、ブラインドタッチから正確に覚えたい方にはおすすめしません。
最初は出来なくても、練習すれば絶対に身についてくるし、成績もあがります。ワードやエクセルは勉強すればいいけれど、タイピングは沢山練習しないとついてこないです。
サイトはこちら➡寿司打
P検とベネッセが共同開発した無料ツールです。
制限時間が5分にしか設定できないのがネックですが、どの指でタイプするかコーチしてくれます。
サイトはこちら➡https://manabi-gakushu.benesse.ne.jp/gakushu/typing/nihongonyuryoku.html
「e-typing」は、P検×ベネッセのツールと似ています。
こちらは制限時間の設定はなく、すべての例文を入力し終わるとテスト終了です。
サイトはこちら➡e-typing
ワード・エクセルの練習
「モーグ」というサイトは、ワードやエクセル等の基礎知識から応用まで細かく学ぶことができます。
また、Q&Aページで分からないところを質問できるところも魅力です。
サイトはこちら➡モーグ
Microsoftソフト社の公式サイトにアクセスすれば、ワードやエクセルだけでなく、すべてのソフトを学ぶことができます。
サイトはこちら➡Microsoftソフト社
パソカレッジは、パソコン教室のサイトが提供する無料ツールです。
実際にワードやエクセルの練習ができるツールではありませんが、選択式の問題を解く形で基礎知識をつけられます。
サイトはこちら➡パソカレッジ
本番を想定した模擬練習ができるツール
「無料スキルチェック」というサイトを開くと、ビジネスマナー・一般常識・タイピング・ワード・エクセルまですべて本番を想定した練習を行うことが可能です。
筆者の地元にあるローカル派遣会社は、実際にこのサイトを使ってスキルチェックをしているところもあります。
まったく同じではありませんが、各大手派遣会社が実施するスキルチェックも、このサイトの問題と酷似しています。
このサイトの問題が解けるようになっていれば、本番もまず問題ないでしょう。
サイトはこちら➡無料スキルチェック!
パソコンやワード・エクセルソフトがなく自主練習ができない方は
自分のパソコンがない、あるいは、パソコンの中にワードやエクセルソフトが入っていなければ、自分で操作しながら勉強することができず、なかなかスキルが身につきません。
どうしてもスキルアップして事務系の仕事につきたい。
でも、自分のパソコンがないので練習ができない方のために、一部の派遣会社ではセルフトレーニングができる研修室を貸出しているところがあります。
大手に絞って調べてみると、セルフトレーニングできる地域は以下の派遣会社があります。
派遣会社名 | エリア(登録オフィス) |
---|---|
| 北海道(札幌・苫小牧・函館・帯広) 東京(丸の内・品川・渋谷・新宿・秋葉原・錦糸町・北千住・池袋・大森・羽田・吉祥寺・立川・調布・昭島・八王子町田) 神奈川(横浜・新横浜・川崎・溝の口・横須賀・厚木・藤沢) 千葉(千葉・市原・成田・幕張・西船橋・浦安・柏) 埼玉(所沢・新越谷・大宮・川越・熊谷) 茨城(つくば・水戸・日立) 栃木(宇都宮・小山) 大阪(梅田・難波・堺・千里中央・高槻) 兵庫(川西・神戸・姫路) 京都、滋賀(草津) 広島、岡山、香川(高松) |
東京(銀座)、大阪(梅田)、愛知(名駅) | |
札幌、仙台 宇都宮、小山、横浜、新宿、日本橋 大阪、松山 福岡 |
|
北海道(旭川) 岩手(盛岡)、秋田 茨城(成田・つくば※1)、栃木(宇都宮) 新潟(新潟・長岡)、富山、石川(金沢) 三重(四日市※1)、京都 福岡 |
ただこのやり方は、まず派遣登録が必要となるので、登録前にスキルアップを図ることは出来ません。
しかし、大手の優良派遣会社は、「スキルアップをしたいけど、今の自分が派遣登録しても良いの?」と不安を感じるユーザーのニーズに応えるため、登録スタッフ限定で無料のスキルアップ研修を受講できるところが増えてきています。
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派遣会社の無料スキルアップ研修5選!資格取得やPCスキルを磨こう!
すでに派遣スタッフとして活躍されている方の中には、さらなるスキルアップが必要だと感じていながら、どう行動に移して良いか分からず悩むことが多いです。 派遣は有期雇用契約であり、3年ルールの上限もあるので ...
今は、練習レベルであれば1~2万円前後で購入できる中古パソコンでも十分です。常にパソコンに触れる機会を作ることが大事です。
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良くある質問コーナーFAQ
外資系や経理、CAD、IT系などの専門職は例外
派遣会社の中には、専門知識や技術を必要とする求人を取り扱うところもあります。
たとえば、外資系なら英語力を必要とするため、TOEICの合格点数が決まっていたり、経理なら年末調整や確定申告業務に携わることもあります。
専門職求人を取り扱う派遣会社は、各社スキルチェックの内容が違ってくるため、直接問い合わせてご確認をお願いいたします。
スキルチェックをしない派遣会社もある?
大手でも、たとえばテクノサービスやウィルオブワークといった、スキルチェックを実施しないケースもあります。
派遣求人の中でも、とくに工場・製造・軽作業系のお仕事は、特別な経験やスキルを必要としないケースばかりなので、スキルチェックを実施していない派遣会社が多いです。
OA事務を目指すためにどんな練習が必要?
事務/オフィス系の仕事探しをしている方は、どのようにスキルアップをしていけば有利になるのかに興味があると思います。
ただ、これは残念ながら一概に答えが出ない問題です。
もちろん、スキルは高いに越したことはありません。
しかし、自分がどんな仕事に就きたいのかまだはっきりしていないのに、スキルアップだけに時間を費やすのは、先ほど僕の体験談を通して説明したように、あまり合理的ではありません。
「仕事探しをしていても時間が空くから」といった理由で勉強するなら良いと思いますが、そればかりに囚われて就活に消極的になっていると、本末転倒です。
派遣を利用するなら、コーディネーターさんと相談しながら、どんな勉強をしていけば良いかを決めていった方が良いでしょう。
もしスキルチェックができなかったらどうすればいい?
仮にスキルチェックで思わしくない結果だったとしても、派遣登録面談の場で自分の職歴やスキルをしっかりアピールしておけば、求人紹介されないことはありません。
また、派遣のスキルチェックは、派遣登録後に何度でも受けなおすことができます。
派遣登録のスキルチェックが不安…来社当日、緊張してしまい実力が出せないといった方におすすめなのが、テンプスタッフとマンパワーグループです。
通常、スキルチェックの受講などは、来社登録当日に派遣会社の支社で行われますが、両社に関しては、WEB登録の段階で事前に実施することが可能だからです。
仮に、自宅で実施しても芳しくない結果だったとしても、心配は無用です。
派遣会社のスキルチェックの結果というのは、学校や就職試験のテストとは違い、何度でも受講することができるので、自分の努力次第で良い点数に書き換えていくことが可能だからです。
派遣登録をするなら、とくにテンプスタッフはオススメです。全国展開している最大手グループですから、求人紹介にも期待が持てます。
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固くならず、リラックスして臨みましょう。
一番のおすすめは派遣登録面談で相談をすること
スキルチェックに不安を感じている方というのは、これまでのキャリアやスキルに自信がない主婦層や、ちょっと心配症な方などがいらっしゃると思います。
ただ、冒頭でも述べたようにスキルチェックはテストではありませんし、この結果によって登録不可になるということは考えられません。
派遣会社だって、いざ派遣先から人材オーダーを受けた時に派遣するスタッフがいないとなれば、ビジネスが成り立ちませんから、よほど常識がないとか働く意欲が感じられないなどの問題がない限り、登録は通るはずです。
※登録すら通らない理由で多いのが、相手の目を見れない、あいさつができない、仕事に支障をきたすレベルの協調性のなさといったところです。
まずは登録面談で相談をおすすめしているのは、派遣を利用する前からスキル面ばかりに気を取られて、自分には必要のない勉強ばかりに時間を取られた結果、仕事探しがうまくいかなくなるパターンが考えられるからです。
ポイント
少し話が逸れますが、僕自身未経験から30代半ばでWEBデザインに関わる仕事を希望していて、独学でスキルを磨いていた期間がありました。
もちろん勉強をしていますからスキルアップはするわけですが、じゃあそれで転職活動にプラスになったのかと聞かれると、答えは微妙です。
結局のところ、独学でやっていても実践経験のないうちは自信なんてまったくつきません。
スキル面だけに着目すると現役で活躍している方と比較すれば、上を見ればきりがないほど凄い人ばかりなので、ある意味勉強すればするほど自分のふがいなさやレベルの低さに気付かされるだけでした。
話を戻します。
繰り返しますが、派遣のスキルチェックなどビビる必要はありません。
それよりも、自分がどんな仕事をしたいかなどのキャリアプランを一生懸命練ることの方がよっぽど大切です。
それで、OAスキルが足りないよねという話になれば、そこから勉強すれば良いのですから、派遣登録前の段階で迷っている必要も理由もないなというのが正直なところです。
これは短時間で解決する問題ではありませんから、学習と実践を繰り返すことしか方法はありません。どのように進めたら良いかアドバイスをもらうだけでも価値はあります。
派遣のスキルチェックに対して不安を持つ方にとって大切なポイントをまとめると、以下の点が挙げられます。
- まずは派遣登録をして相談をした上で課題を明確にすること
- スキルチェックは派遣会社毎にレベルや内容の違いはほぼ見られない
- 独学でやるならネット検索で十分勉強は出来る
- セルフトレーニングを希望する場合、一部研修室を無料提供している派遣会社に登録する
- 必要なスキルアップ課題は派遣コーディネーターさんと相談をしながら考える
「派遣会社のスキルチェックに引っかかって登録を断られるのでは?」と勘ぐる人もいるようですが、それはまずないです。
なぜなら、テクニカルスキルは、仮に派遣登録の段階でレベルが低くても、勉強や練習で誰もがレベルアップできるからです。
それよりも、常識がなかったり、配慮が足りないようなヒューマンスキルの低い人の方が嫌がられるでしょう。
ヒューマンスキルの向上というのは、他者が教育することが難しいですし、その人の性格やタイプを変えるには自身の意思がなければ叶いません。
最後に、一つ注意点としてお伝えしますが、僕が今回テーマとした派遣のスキルチェックは、あくまでも一般職を志望する場合の話です。
専門職と呼ばれる、SEやクリエイティブ系、英語など語学を生かしたお仕事、CAD技術を使う設計業務、医師や看護士などの医療系などは、スキルチェックの形式がガラっと変わるのかもしれません。
参考記事:
35歳でCADオペレーターになった女の日記
ただ、派遣の一般事務だからといってカンタンに就業できるとは限りません。
事務・オフィスワーク系のお仕事は、基本的にスキルを求められるので、向上心のある人材でなければ難しいところがあります。
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いずれにせよ、スキルチェックの不安を持つということは、仕事に対する不安はもっと大きいものになると思います。
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この不安を払しょくするには、一歩ずつでも自信がつくように、早めに仕事を始めて日々を積み重ねていくしかありません。
一つだけコツがあるとすれば、何かを身につける時はどれだけ楽しみながらやれるかどうかで、成果は変わってくると思います。
例えば、パソコンの知識がゼロの状態から楽しんで勉強するなら、「ブログを立ち上げて運営する」「家計簿をパソコンで管理する」といった風に、日常の中でPCに触れる機会を作っておくのもおすすめです。
人は目標があると、そこに向かって何をすれば良いのかを自然に考えて行動することが出来ます。
こんな風に、自分のやりたいことや好きなことに結び付けていくと、パソコンの勉強はとても楽しくなります。
仕事に繋がらなかったとしても「多くの情報」を得ることが出来ます。
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