派遣顔合わせが終わって、返事を待たされて困った経験のある派遣社員は多いのではないでしょうか?
私も派遣歴4~5年ありますが、最短で当日に採用が決まることもあれば、最長で2週間待たされたことがあるので、不安な気持ちはとても良く知っています。
結論から言うと、派遣顔合わせの返事がいつ来るかは、誰にも分かりません。
なぜなら、派遣先にも都合があるから。
返事が遅れる理由として予想できるのは、(本来はグレーですが)他社の派遣会社へも人材をオーダーして、社内で選考にかけているパターンや、派遣社員の制服やデスクの準備、職場の相談役選定、業務内容のマニュアル作成など、あなたを受け入れる環境が整っていないこともあるでしょう。
派遣顔合わせの日程に関しても、当日いきなり提案されることもあれば、数週間後まで待たされることもあるので、一つの案件に固執していると、いつまで経ってもお仕事が決まりません。
派遣先は、「派遣顔合わせの返事をもらえないと、他の求人にエントリーできない」などといった派遣社員の都合では動いてくれないんですね。
私たち派遣社員にできることは、一つの案件に固執せず、同時進行で他の案件にもエントリーをしながら、スケジュール管理していくことです。
当サイトおすすめ派遣会社
派遣顔合わせの延期・日程変更はなぜ起こる?
派遣会社の社内選考にせっかく通ったのに、派遣顔合わせの日程がいつまで経っても決まらない。
また、せっかく決まったと思ったら、延期になったり、日程を変更されたりで、ズルズル待機するパターンもありますよね。
冒頭でも述べたように、理由は色々考えられますが、以下の3つが予想されます。
- 他の派遣会社スタッフの選考をしている
- 派遣スタッフの受け入れ態勢が整っていない
- 派遣先企業の担当者が多忙である
他の派遣会社スタッフの選考をしている
派遣先は、複数の派遣会社へ人材オーダーをして、選考をして採用を決めることがあります。
本来、派遣先企業が人材の選考をするのは派遣法違反なのですが、現実にはクライアントである派遣先の都合によって案件が進むケースが大半です。
派遣顔合わせの日程を組むのは、担当の派遣営業マンにお任せするしかないわけですが、派遣先はクライアントなので、立場上強く言えません。
ですので、悔しいですが、派遣先の都合に振り回されないよう、他の求人へエントリーすることを検討すべきです。
派遣先の担当者が多忙なケース
筆者は、過去に派遣顔合わせ後すぐに採用が決まったのは良かったんですが、就業スタート日が派遣先の上司の都合で10日ほど遅れたことがありました。
いくら派遣が即戦力として期待されるとはいえ、初日からしばらくは分からないことだらけなので、教えてもらえる相手がいないと仕事になりません。
明らかに自社都合だけで派遣顔合わせの日程を遅らせる派遣先もありますが、中にはどうしても担当者の都合がつかないパターンもあり得ます。
派遣顔合わせまでの期間はどこまで待てばいい?
とはいえ、せっかく希望していたお仕事の顔合わせまで進めたわけですから、リミットいっぱいまでは待ちたい方もいるかと思います。
筆者も社内選考や派遣顔合わせの内情が気になったので、クラウドワークスという機関を利用して、アンケートを集計して調べました。
\社内選考をラクに通る秘訣/
調査したところ、求人エントリーしてから結果が出るまでの日数は、「一週間」次いで「二週間」がもっとも多いことが分かりました。
ですので、派遣顔合わせの実施が決まってから二週間すでに待機している方は、気持ちを切り替えて他社でお仕事探しを進めてください。
派遣の顔合わせスケジュールは同時進行で考える
派遣の顔合わせは、在籍する派遣会社内で複数の案件にエントリーすることは、基本できません。
「A社」と「B社」同時にエントリーしていて、どちらか1社で働くことになれば、派遣先の信用を失ってしまうからですね。
しかし、同じ派遣社内でなければいいので、事前に複数の派遣会社に登録をしておけば、一人で複数の案件にエントリーすることができます。
\効率良く求人エントリー/
複数の派遣会社に登録していると、同時期に顔合わせの提案をもらえることがありますが、とりあえず承諾しておくことが大切です。
「顔合わせ=就業決定」ではないので、遠慮する必要はないんですよ。
「あなたで進んでいます」は無視をしてOK
派遣の顔合わせまで進んでいくと、「この案件はあなたで進んでいます」と言われたことはないでしょうか?
派遣元営業マンからこんな風に言われると、他社でエントリーしてはいけないのでは?と心配になりますよね。
しかし、派遣会社との雇用関係は、採用が決定して初めて生まれるもの。
採用されてもいないのに、派遣会社から「他には応募せず、待機してください」などと言われたとしても、従う必要はないんです。
転職活動だって、採用が決まってから働くかどうかを決める権利はこちらにあります。
派遣も例外ではなく、派遣元や派遣先が拘束するのはルール違反ですよね。
ただし、どの派遣先で働きたいのか、優先順位を決めておかないと、せっかく採用されても断ってばかりを繰り返した結果、お仕事が決まらないリスクが高まります。

1つの案件の方向性が決まるまでは本格的な提案を控えたりすることもあります。
完全に派遣会社内の都合ですが、どの営業マンも数字が欲しく登録してきたスタッフさんの割り振りが行われると、ある程度結果が出て来るまでは他の案件に動かさない傾向がありました。
スタッフさんに取ってはいい迷惑な話です。
これを解消するには、別の派遣会社への登録して案件を並行することが良いでしょう。
派遣会社が違えば、少なくとも登録した派遣会社の数だけ提案がされる可能性が高くなります。
まとめ
派遣社員は、非正規職員であることから、引け目を感じてしまう傾向にありますが、主張する権利があることを知っておくべきです。
無期雇用で働ける常用型派遣なら、派遣先が決まらない期間も給料が出ますが、通常の登録型派遣は、顔合わせの合否を待つ間の保証は何もありません。
それで、「あなたで進んでますから…」などと言われただけで、大人しく待っていられますか?
派遣顔合わせは、どんどんチャレンジすることも大切ですが、採用確率をアップさせるための事前準備もしっかりやっておきましょう。

派遣顔合わせを100%突破するコツとは?詳細はこちら➡ 派遣顔合わせ
◆
◇
◆
テンプスタッフ
スタッフサービス
パソナ
パソナは、月刊ビジネス主催の派遣スタッフ満足度調査で、「所属している派遣会社を友人に勧めたい」7回連続で1位を受賞した実績があります。
エリア別おすすめ派遣会社ランキング
関東 東京派遣 | 神奈川派遣 | 埼玉派遣 | 千葉派遣 | 茨城派遣 | 栃木派遣 | 群馬派遣 | 山梨派遣
近畿 大阪派遣 | 兵庫派遣 | 京都派遣 | 滋賀派遣 | 奈良派遣 | 和歌山派遣
信越・北陸 長野派遣 | 福井派遣 | 石川派遣 | 富山派遣 | 新潟派遣
九州・沖縄 福岡派遣 | 佐賀派遣 | 長崎派遣 | 熊本派遣 | 大分派遣 | 宮崎派遣 | 鹿児島派遣 | 沖縄派遣
北海道・東北 北海道派遣 | 青森派遣 | 岩手派遣 | 秋田派遣 | 宮城派遣 | 山形派遣 | 福島派遣
中国・四国 鳥取派遣 | 島根派遣 | 岡山派遣 | 広島派遣 | 山口派遣 | 高知派遣 | 愛媛派遣 | 香川派遣 | 徳島派遣