派遣の3年ルールについて悩む女性

派遣社員にかかわる法律について

派遣3年ルールの弊害を突破する抜け道とは【派遣で長く働きたい人必見】

2019年8月2日

「せっかく、派遣スタッフとして充実した日々を送っていたのに、3年ルールのせいで派遣先を変えなきゃいけないなんて…」

派遣スタッフの中には、今の環境に満足しており、派遣先とも良好な関係を保っているのに、

「同じ派遣先で3年を超えて働くことができない」

という迷惑なルールができたせいで、今後の身の振り方を悩まれている方は多いのではないでしょうか。

記事タイトルに「抜け道」などと釣りっぽい表現をしてしまいましたが、残念ながら3年ルールは、政府が派遣スタッフの正規雇用促進を目的として推進している派遣法ですので、派遣のままずっと働き続けることはできません。

しかし、アクションしだいによっては、今の充実した生活を失わずに済みます。

ここでは、登録型派遣スタッフとして、長く働きたい方向けに、派遣3年ルールの対策について、シェアいたします。

派遣の3年ルールについてサッとおさらい

まずは、派遣の3年ルールについて、簡単におさらいしましょう。

3年ルールとは、派遣スタッフが同一の派遣先で、3年以上勤務を続けることができないという制度。
ずっと非正規の立場で働く派遣スタッフの、直接雇用を推進するために政府が掲げた政策です。

つまり、「3年も派遣先で頑張ったスタッフに対して、派遣元会社、派遣先企業それぞれ、これから正規で働けるよう配慮しなさいよ」
ということですね。

※3年ルールが施行されたのが平成27年9月30日ですから、平成30年9月末で勤続3年を迎える派遣スタッフが、初のルール適用者となります。

ちなみに、3年を超えて派遣先で就業できないルールであるにもかかわらず、派遣元会社、派遣先企業それぞれに、”必ず雇い入れる”というルールはなく、あくまで努力義務が課せられているだけです。

つまり、ボヤボヤしていると、充実している今の生活が失われていくということです。

最近では、派遣元・派遣先それぞれ、3年ルールの対応策として、以下の動きを見せています。

  1. 紹介予定派遣を活用した派遣先企業の受け入れ
  2. 新たな派遣先の紹介
  3. 派遣元の常用型派遣(無期雇用型派遣)による雇い入れ
  4. 他の派遣会社にも複数登録をしておく

紹介予定派遣を活用した派遣先企業の受け入れ

結論からいうと、
3年ルールによって、今の派遣先を去りたくはない方は、紹介予定派遣制度を利用して、直接雇用を目指すやり方がオススメです。

冒頭でもお伝えしたように、同じ派遣先で3年以上働くことはできません。
ただし、それは派遣スタッフに適用されるルールなので、派遣先から直接雇用してもらうことで、ずっと働き続けることは可能です。

「でも…派遣スタッフから直接雇用になったら、余計な仕事や残業を任されるんじゃ…」

派遣先の傘下へ入ることで、こういった危惧をされるかもしれません。

確かに、派遣スタッフの魅力は、適切な派遣先との距離感が保たれることで、働きやすい環境が生まれることは事実です。

しかし、派遣先の立場から考えてみると、あなたが抜けた穴を補充するために、新たに人材確保をする手間を考えれば、今と同じ労働条件のまま、契約社員などの有期雇用契約を結び、働き続けてもらった方が良いと判断するケースもあります。

※他に、3年ルールの抜け道として、同じ派遣先企業内で配属部署を変更してもらう手もあります。
「とにかく、この会社に派遣として残りたい」という方は、このやり方もアリですが、3年後にはまた派遣先か部署を変更しなければなりません。

3年を経過して派遣先がその派遣社員が必要と感じたときには直接雇用したいと言ってくることもあります。

ここで大切なのは、今後あなたがどう働いていきたいか?とどんな雇用の条件なのか?です。

派遣という身軽な働き方が気に入っている方は直接雇用は断り、次の派遣先を探してもらった方が良いでしょう。

安定を求めて正社員を望んでいる方にとっては、正社員での直接雇用の申し出であれば、お給料などの雇用条件があえばラッキーです!

引用元:派遣社員の3年ルールの全て!延長の抜け道から例外・失業保険まで

3年ルールの対策として紹介予定派遣をオススメする理由

実は、派遣の3年ルールとは別に、有期労働契約者(※派遣を含む、働く期間が決まっているすべての人)を対象とした「5年ルール」があることをご存知でしょうか。

(※派遣スタッフだけでなく、非正規労働者すべてを対象としたルール)

5年ルールとは、同じ雇い主と5年を超えて非正規のまま働き続けた場合、無期雇用を希望する本人の意向があれば、雇い主はこれを受け入れなければならないルールです。

「2013年4月に『労働契約法』が施行されました。この法律では5年以上の有期の雇用契約を無期の雇用契約に転換できる『無期転換権』が付与されています。
引用元:平成終了間際、派遣会社が「様子見」制度を推しまくっているワケ

5年ルールは、平成25年4月に施行された法改正ですので、平成30年4月に多くの対象者がいました。
「3年ルール」「5年ルール」が同じ年に適用されることから、2018年問題とも呼ばれています。

このとき、対象となる派遣スタッフに対して、派遣先がとった行動の一つに、紹介予定派遣の活用があったんですね。

紹介予定派遣が活用された裏付けデータとして、成約件数を前年同期と比較すると、2017年10~12月期は+41.7%、2018年1~3月期は+61.2%と大幅な伸びを見せています。

出典:労働者派遣事業統計調査/一般社団法人日本人材派遣協会

5年ルールが話題となった当初は、大量の非正規クビ切りが起こるのではないかと危惧されていましたが、実際には多くの企業が紹介予定派遣制度を通じて受け入れているわけです。

このことから、派遣先企業と派遣元会社の交渉次第では、今と同じ就業条件で働き続けられる可能性は、十分にあるといえます。

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営業マン前田
事前に「直接雇用を前提」とした派遣契約です。派遣期間は双方でお試し期間となるので、マッチング率は高いです。

派遣元の常用型派遣(無期雇用型派遣)による雇い入れ

「どうしても派遣先へ入社するのはイヤ」であれば、次の選択肢として、常用型派遣社員として、派遣元と雇用契約を結ぶ道もあります。

常用型派遣とは、派遣会社と無期雇用契約を結び、派遣先で働ける制度です。
一般の正規と同じように、ボーナスがついたり、転勤ナシの条件がつくことや、待期期間中も給与保証をしてもらえるのが最大のメリットですね。

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もし、今雇用契約を結んでいる派遣会社で、常用型派遣として入社できれば良いですが、ダメだった場合は、またイチからスタートです。

これまでお世話になった派遣会社の元で築き上げてきたキャリアをリセットして、他社へ移るというのは、勿体ないですよね。
それに、常用型派遣は一般企業の面接と同じですから、登録型と違い必ず受かる保証はありません。

そこで、僕がオススメしたいのが、大手のアデコが始めた「ハケン2.5」というシステムです。

アデコ独自の無期雇用 新基準「ハケン2.5」とは

なんと、アデコでは、他の派遣会社であっても、継続して2.5年以上勤務している派遣スタッフに対して、無期雇用派遣社員に応募ができる基準を新設しました。

今のところ、他社の実績を評価してもらえる派遣会社は、大手アデコだけです。
興味のある方で、まだ未登録の方は、ぜひ登録会へ足を運んではいかがでしょうか。

営業マン前田
以前は営業とコーディネータ以外は登録スタッフという構図が派遣でしたが、現在は営業から業務担当まで派遣会社社員です。

そういった意味では、有期雇用の登録型と比べると断然安定した雇用契約だと思います。

他の派遣会社にも複数登録をしておく

「紹介予定派遣を通じて直接雇用はイヤ」
「常用型派遣として派遣先で働くのもムリ」

となれば、開き直って複数の派遣会社へ登録して、できるだけ好条件の派遣先を探すよう努めましょう。

もちろん、現在利用している派遣元から新たに紹介してもらえればベストですが、必ずしも希望条件にあるとは限りませんし、いつ決まるのかも不透明です。

登録先に迷われている方は、まずは大手から登録することをオススメします。

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登録しておきたい優良派遣会社7選

営業マン前田
複数の派遣会社へ登録する=チャンスが広がると捉えてください。

1社より2社、2社より3社と営業先を広げることで新たなチャンスに巡り合えるかもしれません。必ず登録数を増やす中で自分のスタイルに合った派遣会社を見つけることはできます。

僕も大手派遣会社に複数登録をしてから高時給の案件を紹介して頂けるようになりました。これから派遣で働くという方は、下記の派遣会社には是非登録をしておきましょう!

第1位.アデコ

アデコ

大手派遣会社「アデコ」は、紹介予定派遣求人に強く、就業支援に強い特徴があります。

世界60ヶ国の国と地域に、約5,000ものネットワークを保有する世界業績ナンバー1のアデコだからこそ、自信を持ってオススメします。

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第2位.テンプスタッフ

日本国内でトップクラスの求人数・拠点数・職種数が魅力のテンプスタッフなら、人気の事務系求人を中心に希望の仕事が見つかる可能性がアップするでしょう。

日本全国で求人を取り扱っており、拠点が豊富な上、来店不要のオンライン登録システムもあります。

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第3位.パソナ

パソナlp

これまでに7連続口コミ人気ランキング一位獲得をされている、創業から40年の実績あるパソナ。

女性の社会進出・推進に力を入れている大手企業ですので、オススメです。

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第4位.スタッフサービス

スタッフサービス オー人事ネット

「オー人事」のCMで有名なスタッフサービスは、派遣で人気のオフィス系求人に強い大手派遣会社です。

スタッフサービスは、47都道府県すべてに対応可能なので、利用しやすい派遣会社と言えます。

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第5位.マンパワーグループ

「マンパワーグループ」は、日本で最初に設立された大手人材派遣会社グループです。

マンパワーグループでは、創業から50年以上の長い歴史の中で培ってきた、各地域の優良企業とのパイプが多数作り上げられているのが大きな長所です。
マンパワーグループに登録すれば、他社より有利に求人探しを進めることができます。

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6位.ランスタッド
ランスタッドは、世界規模で実績のある大手です。
主にオフィス系と製造系の求人を取り扱っており、単発求人も豊富な為、学生なども利用しやすい特徴があります。

7位.テクノサービス
テクノサービスは、スタッフサービスグループの派遣会社です。
仕事内容は、おもに「製造」「軽作業」などの工場系の紹介を得意としており、派遣就業未経験者でも働ける求人が豊富です。

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