結論から言うと、男性でも派遣登録はできますし、派遣社員として働くことは可能です。
しかし、派遣は不安定な雇用形態なのに、なぜ働くのか?といった疑問や、将来性や結婚ができるかどうか等、悩みは尽きないでしょう。
本記事では、「IT系」「工場・製造系」「事務系」「アパレル・販売系」4つの分野からピックアップした、男性におすすめしたい優良派遣会社ランキングを掲載しています。
また、男性でも派遣で働けることを裏付ける3つの根拠や、派遣で働く理由、将来性や結婚ができるのかどうかについても言及していきます。
当サイトおすすめ派遣会社
工場・製造・軽作業系求人に強いおすすめ優良派遣会社
1位.テクノサービス(働くナビ)
人材派遣会社テクノサービスは、工場・製造・軽作業系のお仕事紹介に強い優良派遣会社です。
未経験者歓迎の求人は80%を占めているので、資格を持っていない方や、社会人経験の少ない、あるいはない方であっても、テクノサービスなら問題なく登録は可能です。
登録は、スマホでWeb上からオンライン登録が1分ほどで完了できます。
私自身、初めて登録したのがテクノサービスだったのですが、たまに(短期や単発だけど)高時給で一日の拘束時間が短いお仕事を紹介してくれたこともあるので、なかなか使える派遣会社だと思いますよ。
しかし、「電話がしつこすぎる!着信拒否したら違う番号からかけてくるし」と、私と同じ派遣先で働いていた派遣社員が不満を漏らしていたこともありましたが(笑)
人前で話すことが苦手、コツコツ作業が得意、短期で効率よく稼ぎたいなどに当てはまる方にとっては、オススメの派遣会社といえるでしょう。
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2位.ランスタッド
ランスタッド前身である「フジスタッフ」ならびに「アイライン」は、両社とも自動車産業が盛んな栃木県宇都宮市に本社があり、製造業派遣に強みを持っていました。
「フジスタッフ」「アイライン」両社が合併して出来たランスタッド社は、2社のDNAを引継いで、北関東での製造業のお仕事を数多く保有しています。
ランスタッドでは、全国規模で有名な自動車メーカーや部品メーカーの求人が多数掲載されていますので、製造系のお仕事に興味のある方は登録をオススメします。
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3位.パーソルテンプスタッフ(ジョブチェキ)
業界トップクラスのパーソルテンプスタッフグループは、製造・物流分野および中高年人材を対象とした総合人材サービス「テンブロス」を中心に、豊富な求人を取り揃えています。
製造・物流分野と聞くと男性メインのイメージですが、テンブロスでは、オフィスワークよりも地味な反復作業を好む”作業系女性”を対象とした、若者応援企画に力を入れています。
派遣先から求められる適性や必要とされる能力、実際の現場での仕事内容などは事前に尋ねられるのでミスマッチが起こりにくいだけでなく、就業後も職場を定期的に訪問し丁寧にフォローするサポート体制も整っているので安心して仕事が続けやすい環境が整っています。
また、これまでの経験や資格を生かしたい中高年や、まだまだ働く意欲のあるシニア世代にマッチする、様々な求人を取り扱っている特徴もあります。
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IT・エンジニア系求人に強いおすすめ優良派遣会社
1位.スタッフサービス・ITソリューション(エンジニアガイド)
スタッフサービス・ITソリューションが運営する派遣求人サイト「エンジニアガイド」は、年間約40,000件の求人から様々な業種を紹介・提供している、業界最大級の実績を持っています。
取引実績は2,000社以上、10,000名を超えるエンジニアが全国で活躍しているため、スタッフサービス・ITソリューションの持つパイプを使って、大手メーカーで働けるチャンスをつかむことが可能です。
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2位.リクルートITスタッフィング
ITスタッフィングとは、株式会社リクルートスタッフィングが手掛けるIT・エンジニア職に特化した派遣サービスです。
2,000件以上の豊富な案件から、IT系職種専任のお仕事紹介担当者が、希望にマッチしたお仕事選びをサポートします。
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3位.パーソルテクノロジースタッフ(旧 インテリジェンスの派遣)
2017年1月1日より、「インテリジェンスの派遣」と「テンプスタッフ・テクノロジー」は統合し、大手パーソルグループ会社『パーソルテクノロジースタッフ』として活動しています。
パーソルテクノロジースタッフは、豊富な求人から時給2,500円以上・残業無・時短勤務といった、様々な希望に応えられるだけの地盤が出来上がっています。
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事務・オフィスワーク求人に強い派遣会社
1位.テンプスタッフ
7年連続業績ナンバー1の実績を持つ、大手テンプスタッフの魅力は求人の数だけでなく、スキルアップ講座の数が豊富なところです。
その数は2,600件以上、年間で39万人以上の人が受講しており、OA知識やスキルに自信が無い初心者でも安心して働ける環境が整っています。
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2位.スタッフサービス(オー人事)
オー人事スタッフサービスは、取引先企業が4万件以上、有効登録者数が100万人以上いる大手派遣会社です。
47都道府県に一か所以上の拠点があるため、どなたでも登録利用しやすいのが強みといえます。
未経験OKの仕事が多く、ビジネスマナーやスキルに不安がある人でも、登録者限定で受講可能な各種研修制度が揃っているので安心です。
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ミラエールとは
スタッフサービスには『ミラエール」という20代の若年層を対象とした就業支援制度がある。
常用型という無期雇用で働ける制度なので、一般派遣よりも安定度が高い。
PCスキル・職種別研修制度なども充実しているため、未経験から事務職を目指したい方におすすめの制度。
3位.アデコ
アデコは、世界ナンバー1の業績を誇る外資系企業です。
アデコでは、英語などの語学力を活かせる貿易事務・人事や総務などの管理部門の求人や、IT系の求人が豊富な特徴があるので、国内企業から外資系企業、大手企業など選択の幅が多く、自分のスキルを活かせる職場環境を選べることも、大きな魅力のひとつですね。
アデコには、長期雇用を前提とした安定した求人が多く、就業中もどんどん新しいスキルが身につく、風通しのよい革新的な社風の求人案件が多いことで、好評を集めています。
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アパレル・販売求人に強いおすすめ優良派遣会社
1位.アイ・ディ・アクセス(iDA)
アパレル・コスメ業界に特化した派遣会社アイ・ディ・アクセス(iDA)は、アパレル業界ではトップクラスを誇り、世界的な有名ブランドを含めて、取引実績ブランドは5,000以上・15,000件以上の求人数を取り扱っています。
アパレル業界に精通している、優秀なアイ・ディ・アクセスのコーディネーターは専門知識に長けており、業界初心者にも丁寧な研修制度を用意しています。
アイ・ディ・アクセスは、これからアパレル業界で働きたい人にもおすすめといえるでしょう。
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2位.テンプスタッフ
国内大手派遣会社であるパ-ソルテンプスタッフで取り扱うアパレル・販売職系求人は、国内外大手有名ブランドや、大手有名百貨店、老舗専門店、接客職でも有名なカフェ業務やアミュ-ズメント施設等へも、多くのスタッフを派遣しています。
パーソルテンプスタッフでは、就業後も仕事上の悩みや相談に応えるスタッフフォロー専門の責任者や、営業によるサポート体制も万全ですので、安心して仕事ができます。
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3位.ウィルオブワーク(※旧セントメディア)
テレマーケティング会社として設立されたウィルオブワーク(※旧セントメディア)は、コールセンタービジネスのノウハウを活かして2003年からブロードバンド回線の販売事業を手掛けてきました。
ウィルオブワーク(※旧セントメディア)の販売手法のノウハウは、やがて携帯電話への販売に活かされるようになり、大手携帯キャリアショップや家電量販店での携帯ショップ業務において、派遣スタッフが高いクオリティを提供しています。
ウィルオブワーク(※旧セントメディア)では、これまでの実績とノウハウがフルに活かされており、経験者から未経験者まで安心して就業できる環境が提供されています。
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派遣登録は男性でも大丈夫!派遣の男女比や年齢データから結論
まず、「男性でも登録できるのか?」「仕事は紹介されるのか?」というのが大きな不安材料かと思いますが、この点に関しては基本的にどの派遣会社に登録してもまったく問題はありません。
男性でも派遣で働けることを裏付ける証拠として、政府や協会が公表している男女比率データについて、みていきましょう。
男性の派遣社員は全体の4割以上を占める
まずは、平成29年度に公表された厚生労働省の調査データです。
派遣労働者が就業している事業所について、性別に派遣労働者の割合をみると、男 49.5%、女 50.5%となっている。
次に、日本人材派遣協会から公表されているデータを見ても、男性の割合は約4割を占めており、決して男性が少ないわけではないですよね。
派遣社員141万人のうち、男性56万人・女性85万人となっています。
職種ごとに見ると、製造関連職、ドライバー、運搬・清掃・包装関連職では男性が、事務職では女性が多くなっています。
引用元:日本人材派遣協会
「正規」「非正規」というくくりとなると圧倒的に女性が多いんですが、派遣だけで見ると意外と差はないんですよね。
「派遣で働くメリットってたくさんありそうなのに、何で女性ばっかりなの?」と感じていた方も多いと思いますが、今の時代では、男性も派遣で普通に働いています。
男性派遣社員の年代は40代がもっとも多い
ここでは、厚生労働省の調査データをもとに作成した、男女それぞれの割合を年齢別に表したデータをみていきましょう。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
10代 | 0.2% | 0.2% |
20代 | 18.5% | 16.6% |
30代 | 24.7% | 28.6% |
40代 | 26.0% | 33.5% |
50代 | 14.9% | 15.3% |
60代以上 | 15.4% | 5.7% |
次に、上表をグラフで表します。
グラフ全体を見ていくと、男女ともに年代ごとの偏りがなく、20代から50代まで幅広く派遣を利用していることが分かりますね。
また、男性派遣社員の割合については、「20代は18.5%」「30代は24.7%」「40代は26.0%」「50代は14.9%」「60代は15.4%」を占めており、40代男性の派遣利用がもっとも高いことが分かりました。
ただ、もともと人材派遣業界というのは、国内最大手の「テンプスタッフ」や「パソナ」「スタッフサービス」などを筆頭に、【女性の労働力を活用】するという視点から事業をスタートしている節があります。
また、派遣で人気と需要が高いのはオフィスワークですが、これは男性と比べて複数の事務処理を同時進行するのが得意な女性の方が適性があるケースが多いので、結果的に派遣会社は(大々的に打ち出さないものの)女性スタッフを重宝する傾向はあるように感じています。
大手の派遣会社で分かりやすいのが、テンプスタッフですかね。
僕も派遣登録で支社へ来社しましたが、ピンクを基調としたオフィスの雰囲気に、「30代半ばのオッサン入りましたけど、大丈夫ですか(;'∀')」ってなりました…。
ちなみに、「男性だけど、事務職で働きたい」とお考えの方も多いと思いますが、私個人としては、中小メーカーの事務員として派遣で入ったものの、わずか9日間でクビになった経験があるので、あまりおすすめできないです。
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未経験者は絶望的?事務派遣求人に受かるためにやるべきこと
「スキルも経験もないし…派遣からなら、事務職が勤まるかな?」 そんな風に考えて、派遣の事務員としてキャリアをスタートさせる方は多いです。 しかし、事務仕事を派遣で未経験からスタートとなると、乗り越えな ...
しかし、冒頭で述べた通り、だからといって派遣会社が男性の登録を嫌がることはないですよ。
テンプスタッフはとくに、国内最大手で男性派遣社員が働ける求人が豊富ですから、派遣登録を諦めるのはもったいなさすぎです。
職種に関しても、あくまで事務・オフィスワーク系が人気というだけで、派遣の求人は他にも幅広いジャンルがありますので、男性だからと言って利用できないということはまずありません。
男性は工場・製造系で働く派遣社員が多い
ここでは、厚生労働省の平成29年派遣労働者実態調査をもとに、男女それぞれどんな職種で働いているか、まとめたデータを見ていきましょう。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
オフィスワーク | 15.8% | 74.0% |
テレマーケティング | 0.2% | 1.2% |
IT・CAD・クリエイティブ | 18.1% | 3.0% |
営業・販売・接客 | 5.2% | 6.8% |
翻訳・通訳 | 0.1% | 0.8% |
研究開発 | 4.9% | 2.2% |
作業・物流・整備 | 46.0% | 16.2% |
介護・医療関係 | 0.6% | 5.1% |
その他 | 10.6% | 6.3% |
男性では、「作業・物流・整備」がもっとも多く50.6%、ついで「IT・CAD・クリエイティブ」19.9%、「オフィスワーク」17.4%と続いています。
女性では、「オフィスワーク」がもっとも多く64.0%、ついで「作業・物流・整備」14.0%となっています。
このように、派遣で働く職種を男女別にみていくと、違いが顕著に出ていることが分かりますね。
(※医療系に関しては、ハローワークなどのセミナーや相談員の方から話を聞くと、とくに介護職は男性比率が徐々に上がってきているそうです。)
あなたがもし派遣で働く際に性別が気になるようでしたら、もっとも男性割合の高い工場・製造・軽作業系に強い派遣会社を利用すると良いでしょう。
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ここまで執筆した内容をまとめると、以下の通りです。
男なのになぜ派遣?働く理由とは
男性が派遣で働くもっとも多い理由としては、”正社員の仕事が見つからなかったから”です。
ちなみに、これは女性派遣社員も同様ですね。
男性が派遣で働く理由として、派遣のシステムにメリットを感じている人もいれば、致し方なくという人もいます。
以下は、マイナビが男女1431人を対象に行った調査結果から、男性(n=547)が派遣を選んだ理由をまとめたデータです。
理由 | 割合 |
---|---|
正社員として就職できなかった | 31.8% |
すぐに仕事に就ける | 14.8% |
働く日数・時間を自分で選べる | 9.1% |
会社の人間関係や組織にしばられない | 6.4% |
勤務地を選べる | 4.8% |
やりたい仕事が選べる | 4.6% |
賃金が高い | 4.0% |
これまでの経験を活かせる | 3.1% |
雇用保険・健康保険・厚生年金に加入できる | 2.9% |
働く期間を自分で選べる | 2.6% |
ブランクがあっても働ける | 2.2% |
仕事の相当範囲が明確 | 2.0% |
安定している | 1.8% |
就業条件の交渉などを派遣会社に任せられる | 1.6% |
専門スキルを活かせる | 1.1% |
スキルアップできる | 1.1% |
有名企業・大企業で働ける | 0.9% |
様々な現場で経験を積める | 0.7% |
派遣会社から教育訓練や研修を受けられる | 0.7% |
その他 | 3.7% |
次に、厚生労働省が2012年に行った派遣労働者実態調査の結果をもとに、男性(n=1,057)が派遣を選んだ理由を見ていきましょう。
理由 | 割合 |
---|---|
正社員として就職できなかった | 49.5% |
働きたい仕事内容を選べる | 18.9% |
好きな勤務地・勤務期間・勤務時間を選べる | 16.8% |
派遣会社の仕事紹介が迅速で便利 | 14.4% |
専門的な知識や資格を活かせる | 13.2% |
とくに理由はない | 11.2% |
会社の人間関係に煩わされなくて済む | 9.8% |
他の非正規雇用と比べて賃金水準が高い | 9.5% |
経験や学歴がなくても希望の仕事に就ける | 9.1% |
残業や休日出勤が少なくて済む | 8.5% |
私生活との両立が図れる | 8.1% |
様々な仕事・職場を経験できる | 6.6% |
実務経験を積み、キャリアアップを図れる | 6.5% |
その他 | 4.1% |
これらの調査結果から、男性が派遣で働くことのメリットデメリットについて、まとめていきます。
男性が派遣で働くメリット
まず、男性が派遣に感じるメリットをまとめると、以下のようになります。
メリット
- 派遣会社からのお仕事紹介が迅速ですぐに働ける
- 希望の勤務地・勤務期間・就業時間を選べる
- 会社の煩わしい人間関係や組織に縛られない
- 他の非正規雇用と比べて賃金水準が高い
まず、派遣会社のサービスは、登録さえ完了しておけば、求人エントリーから各種交渉・調整、就業に至るまでの手続きをすべて無料で利用することができます。
自分で履歴書や職務経歴書の作成や提出をしたり、自ら電話したりといった負担がないことは大きなメリットと言えます。
希望の勤務地や勤務期間、就業時間に関しても、派遣会社に希望条件を事前に伝えておくことで、条件に合った求人をピックアップしてもらえる自由度の高さも大きな魅力といえるでしょう。
次に、派遣社員は派遣会社と雇用契約を結び、派遣先企業で働くスタイルとなるため、職場の煩わしい人間関係に翻弄されるケースが極めて少ないです。
仮に、派遣先で上司や周りとトラブルが起こったとしても、契約更新のタイミングで退職できるため、便利ですよね。
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最後に、時給面に関しては、他の非正規と比較して高時給となる点です。
これは、通常のアルバイトやパートと違い、派遣会社が給与計算含め手続き関連を負担するため、その分時給に還元される環境があるためです。
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男性が派遣で働くデメリット
冒頭で述べた通り、多くの男性は派遣に魅力は感じているものの、一時的な働き方として捉えており、長期的にとは考えていません。
しかし、希望する会社に転職できなかった人で、新たな業種・職種で働くくらいならと派遣を選ぶケースがあるんですね。
後述いたしましが、派遣は一時的な働き方としては多くのメリットがあるものの、将来性がなく、不安定な雇用形態なのは間違いありません。
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男性派遣社員で将来性を感じる人は少ない
ここでは、厚生労働省の平成29年派遣労働者実態調査をもとに、男女それぞれが今後の働き方をどう考えているのか調査した内容をまとめました。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
派遣以外で働きたい | 44.4% | 53.3% |
派遣で働きたい | 23.7% | 29.8% |
その他 | 31.8% | 16.9% |
男女ともに、有期雇用で働く派遣社員に将来性を感じられない人は多いことが分かりますね。
なお、派遣以外で働きたいと回答した人の内訳をみていくと、以下のようになっています。
回答 | 割合 |
---|---|
正社員として働きたい | 80.8% |
正社員以外で働きたい | 11.0% |
その他 | 7.8% |
次に、派遣で働きたいと回答した人の内訳は、以下の通りです。
回答 | 割合 |
---|---|
無期雇用で働きたい | 71.0% |
有期雇用で働きたい | 24.8% |
短期・単発で働きたい | 2.0% |
その他 | 2.1% |
今は派遣で働いていても、将来的には派遣以外で働きたい人が80%以上いることがわかりました。
また、派遣で働き続けたいと回答した人も、多くが無期雇用で働くことを希望しており、やはり派遣の不安定な働き方に不満を感じているようです。
これらの回答結果から、有期雇用でいつ失業するかリスクのある派遣でずっと働きたいと希望する人は少なく、結論として将来性を感じる人も少ないと言えるでしょう。
男性派遣社員のケッコン難易度は正規雇用者と比べて2倍以上!?
はっきりいって、男性派遣社員が女性と結婚するのは、かなり厳しいでしょう。
その理由としては、主に以下が挙げられます。
- 派遣では財力がなく、父親としての威厳がない
- 就業先や収入が不安定
男性派遣社員のまま結婚、出産と続くのは経済的にも無謀ですし、何より子どもが大きく成長するにつれて、自分の社会的地位は変わらず、年収が低いままでは、家族の中で父親というポジションは荷が重いですよね。
「周りの目や声など気にしない」強い気持ちが夫婦にある、あるいは子どもは諦める選択肢もありますが、派遣となると社会的信用は得られません。
たとえば車や住宅ローンを組むことなども難しいですね。
性別や職業などで信頼感が下がることはとても悲しいことですが、会社での地位や収入によって、男の優劣が決まるのは事実としてあります。
メモ
実は、私自身も男性で、5年以上同棲していた彼女がいたんですが、「そろそろ結婚して区切りつけないとな」と思いつつも、再就職するまではやはり踏ん切りがつかず、プロポーズできませんでした。
仮に彼女から結婚OKがもらえても、彼女のご両親に合わせる顔がないと思ったからですね。
男性派遣社員の結婚の難しさを裏付けるデータとして、平成22年に公表された厚生労働省の調査があります。
下表のように、正規と非正規労働者の男性の未婚率を比較すると、大きな差が見られます。
正規労働者 | 非正規労働者 | |
---|---|---|
20代 | 67.5% | 94.0% |
30代 | 30.7% | 75.6% |
40代 | 15.1% | 45.7% |
50~64歳 | 5.6% | 9.7% |
出典:平成22年 社会保障を支える世代に関する意識等調査結果
20代・30代・40代ともに正規雇用者と比べて2倍以上の未婚率となっています。
繰り返しますが、この日本を含めて世界中の先進国はまだまだ男社会です。
あるデータによると、日本の上場企業で女性の役員割合は全体のわずか1.2%という統計も出ています。
つまり、日本でバリバリ仕事で活躍できる女性は一握りであり、結婚したらお金を稼ぐのは男性の役割となるのが自然です。
結婚して生計を立てよう!となったときに、男性が派遣で働いているということは、「就業先が不安定」「収入も不安定」の派遣の2大デメリットがモロに影響することになるわけです。
【まとめ】性別については派遣先の要望に左右される
「男性だと派遣の仕事が見つからないのでは?」と不安になるお気持ちは分かりますが、派遣先がどういった人材を求めているかによって結果が変わります。
よって、派遣会社はそこまで慎重に選ぶ必要はありません。
ちなみに、男性が多く登録利用している派遣会社を調べることはまず無理だと思ってください。
そもそも、登録者数データを公表していない派遣会社がほとんどですし、全体の男女比率が分かったところで、派遣会社は地域ごとに事業所を設立していますから、自分の登録する事業所の実情を掴むことは難しいでしょう。
派遣の仕事は、まず派遣登録をして仕事の紹介を受けて(もしくは自分から応募)、派遣先の合意があれば契約を結んで就業スタートとなります。
仕事上の打ち合わせやすり合わせを兼ねて「顔合わせ」といわれる面接が行われることもあります。
性別も含めて、求人エントリーするときには、派遣元担当者から派遣先が求めている人物像をリサーチしておくと、採用される確率はグッと上がります。
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たとえば、いくら自分に就業意欲があっても、派遣先が「この仕事は自社のイメージアップを目的とした受付業務なので、女性に任せたいんです」などと言われたら、採用されないですよね。
派遣登録の段階で性別を気にする必要はありませんが、派遣求人にエントリーするときは、女性採用枠を選ばないよう、登録先の担当アドバイザーとしっかり相談してください。
\ 派遣選びに迷ったら /
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テンプスタッフ
スタッフサービス
パソナ
パソナは、月刊ビジネス主催の派遣スタッフ満足度調査で、「所属している派遣会社を友人に勧めたい」7回連続で1位を受賞した実績があります。
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