HSPは共感力や気遣いのできるタイプが多いため、いざ仕事を辞めたいと思っても上司や同僚に遠慮して言い出せない人は多いです。
本記事では、HSPが仕事を辞めたいときに必要な3つの考え方について、解説します。
HSPの中には、人間関係の悩みや自己肯定感の低さから転職を繰
HSPが働きやすい職種や業種については、下記の記事をご参照く
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【独自調査】HSPが仕事を辞めたい理由とは?アンケート調査を実施
HSPの人が仕事を辞めたいとき、どのような悩みを抱えているのでしょうか。
当サイト「派遣タカラ島」では、100人のHSPを対象にアンケート調査を実施しました。ここでは、調査結果についてシェアします。
アンケート概要
- アンケート調査はHSP気質のある人100人。女性74人、男性26人
- 退職時、「辞めづらかった」と回答した人は100人中95人。
- 退職しづらかった理由として多かったのは「上司へ退職を伝えるのが怖かった:33人」「周りに迷惑を掛けることに罪悪感を感じた:30人」
- 本当の退職理由で多かったのは「人間関係に問題があった:25.4%」「上司に問題があった:18.8%」「通勤が苦痛だった:16.3%」※複数回答可
95%のHSPが「辞めづらかった」と回答
HSP100人に仕事を辞めづらかったかどうか質問したところ、「はい」と回答したのは95人でした。
HSPが退職しづらい理由で多いのは「上司が怖い」「周りへ迷惑を掛けたくない」
HSP100人に仕事を辞めづらかった理由について質問したところ、多かったのが「上司へ退職を伝えるのが怖かった:33人」「周りに迷惑を掛けることに罪悪感を感じた:30人」次いで「退職意思をどう伝えて良いか分からなかった:13人」「周りから非難されるのが怖かった:9人」「転職の不安があった:6人」「辞めづらいとは思わなかった:5人」「引き留められて退職日が延びた:3人」「その他:1人」という結果となりました。
HSPの本当の退職理由で多いのは「人間関係」「上司」「通勤」の問題
HSP100人に本当の退職理由について質問したところ、「人間関係に問題があった:25.4%」「上司に問題があった:18.8%」「通勤が苦痛だった:16.3%」次いで「仕事量が多かった:13.8%」「職場環境に馴染めなかった:13.8%」「周りの視線が気になった:7.6%」「仕事に飽きた:2.9%」「その他:1.4%」という結果となりました。
HSPが仕事を辞めたいときに必要な3つの思考
ここまで、100人のHSPに仕事を辞めづらかった理由や、本当の退職理由についてヒアリングしたデータをお見せしました。
ここからは、HSPが仕事を辞めるときに必要な思考について、解説していきます。
自分の人生に対して遠慮するのはNG
仕事を辞めづらい理由として、「自分が辞めたら周りに迷惑が掛かるから辞められない」「自分がもっと頑張れば…」といった自己犠牲の精神で頑張ろうとしますよね。
でも、そのまま一生我慢し続けて、その会社に在籍し続ける人生を考えたときに、果たして納得できるでしょうか?
もともと、その会社とは縁があって採用されただけです。あなたが代表でもない限り、自分を犠牲にして働く義務はありません。
周りの同僚や上司の中には、「途中で辞めるなんて無責任だ!」「社会人として失格だ!」などと言うかもしれませんが、他人は他人、あなたはあなたの考えで生きていっていいんです。
そもそも、退職することは、すべての国民に与えられた正当な権利であって、業務の引継ぎがある、人手が足りないといった会社の事情を個人に押し付けることは、完全に間違っています。
それでもまだ、辞める勇気が出ない…となれば、あなたには自分の意思はなく、他者のためにすべてを投げうって頑張り続ける人生が待っていることでしょう。
もちろん、考え方は人それぞれで、周りの同僚や上司のために頑張ることも間違いではありません。
しかし、「退職したい」というのは、あなたの正直な本音ですよね。幸せな生活を送るためには、まず自分自身の声に耳を傾けることから始めましょう。
退職を伝えるときは5W1Hで考える
実は筆者も、過去10年正社員を勤めた会社を退職する際、上司へ辞める旨を伝えるまでに数ヵ月かかりました。
それでは、本当にその数ヵ月の検討期間が必要だったかと言えば、ただダラダラと結論を先延ばしにしていただけで、本当に無駄な時間だったと今は思います。
誰が何と言おうと、退職は自分で決断すべきことですから、きちんと期限を決めて決断しましょう。
今のあなたも、「辞めたい…でも、どうすれば…」と辞めたい感情ばかりが先行して、混乱してはいないでしょうか。
まず、退職を切り出す方法としておすすめなのが、5W1Hの概念でまとめる方法です。
退職を切り出す方法【5W1H】
- だれに➡直属の上司に
- いつ➡辞める1~3ヵ月前、ボーナス支給後に、繁忙期・上司の忙しい時間帯を避けて
- どこで➡会社の誰もいない個室で(※飲み会の席等の社外で話すのは避ける)
- なにを➡退職の話を
- なぜ➡退職したい理由
- どのように➡対面で「お話があります」と切り出す※対面が無理ならメールを使う。
上記のように一つずつ要素を書きだしていくと、退職を切り出す段取りや流れが見えてくるため、おすすめです。
HSPが辞める際に退職理由は言わなくてOK
「HSPが」というより、そもそも法的に退職理由を雇用主に伝える義務はありません。
よって、上司へ退職を伝える際には、
お忙しいところすみません。
突然ですが、〇月×日をもって一身上の都合により退職したいと考えております。大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
このようにストレートに、かつ余計な文言を入れずにシンプルに伝えるのがおすすめです。
(ここで、変に「キャリアアップのため…」などと思ってもいないウソの退職理由を伝えると、話がこじれやすいです)
繰り返しますが、会社に退職理由を説明することは、法的にも義務づけられていません。たとえ辞める理由を問い詰められたとしても、「すいません、言えないです」とはっきり断ってOKです。
退職理由に「一身上の都合」は使いたくない、または、最初はメールで退職を伝えたい方は、以下の記事をご参照ください。
【まとめ】退職トラブルになった場合は退職代行がおすすめ
今、辞めたいと悩むHSPの人は、毎日生活することが大変で、休日になればずっと布団の中で過ごしているかもしれません。
それでも頑張り続けるのは、今まで積み上げてきたものを捨てたくない気持ちや、周りの期待に応えたい想いなどがあると思います。
しかし、人間は疲れたら休むのが当たり前。周りが自分より頑張っていようが、精神力や体力には個人差があるのですから、比べなくて良いのです。
HSPはとくに、自己肯定感が低いことや、マジメで頑張りすぎるタイプが多いことから、無理をしてうつ病などの精神疾患を発症しやすいと言われています。
ですので、HSPのあなたは、仕事をサボるくらいの気持ちで休息をとっても良いくらいです。
繰り返しますが、退職は正当な権利であり、上司や会社に引き留められたとしても、強行突破して問題はありません。
ただ、相手の気持ちを考えてしまう、共感力の高いHSPは、会社と対立したまま辞めるのはツラいと感じるでしょう。
会社とトラブルなくスムーズに辞めたい人は、退職代行サービスがおすすめです。
退職代行サービスとは、その名の通り、あなたと会社との退職手続きを代行で進めてくれるサービスです。
退職代行サービスは、主にLINE登録をして相談が可能ですし、いざ退職するとなれば、最短で5~20分程度で完了させる業者もあるほどです。
たとえば、筆者も過去に辞めた会社では、特に揉めることはありませんでしたが、退職を告げてから退職日を2ヵ月ほど先に設定されてしまいました。
退職経験のある方は分かると思いますが、すでに辞めたい会社に数ヵ月在籍し続けるというのは、仕事のやる気は周りとの温度差がありますし、孤独感も強まるため、本当に地獄の苦しみです。
その点、退職代行サービスであれば、自分が設定した退職日をそのまま代わりに会社へ伝達してくれるため、後任探しや業務の引継ぎ等の名目で引き留められることもありません。
おすすめの優良退職代行サービスについては、下記の記事をご参照ください。
繰り返しますが、退職するかどうかの決断は、個人の問題であって、会社への負担や迷惑を気にする必要はまったくありません。
後で後悔しないよう、自分主体で結論を出すように心がけてください。
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